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2009年3月30日 (月)

車止めは危険ではないでしょうか

 駐車場で車止めにつまずいて転倒し、骨折して来院される方がよくいらっしゃいます。当院だけでも毎年数名以上の方がいますので、全国的には年間数万以上の方が車止めで骨折しているのではないでしょうか。駐車場を斜めに横切ろうとして車止めに気づかずに転倒するというパターンが多いように思います。特に高齢者が転倒するとそのまま入院、手術となることも多く注意が必要です。若い方でも夜間に気づかず転倒することがあり、自分は大丈夫だとは思わない方がよいかもしれません。
 もし車止めがなかったら他の車に接触したりする自動車同士の事故が増えて困るでしょうか。転倒を防ぐための何かよい手はないものか。病院の中で患者さんが転倒したら医療事故として訴えられることも少なくありません。駐車場関係の方々にもそろそろ本気で転倒防止の対策を考えていただきたいものです。

2009年3月28日 (土)

マラソンは甘くない

 先日の東京マラソンで有名な方が倒れ、現在も闘病中ということです。早く回復されることを願っております。最近は大きなマラソン大会には医師を含め医療スタッフが待機し、AEDを持ったスタッフも至るところに配置されてます。それでも参加人数が1万人規模のマラソン大会では心停止する方がゼロではないことが多いとされています。
 マラソン選手ともなれば心臓が大きくなるほど練習しているものです。そんな競技に参加するには厳しい自己責任を伴うということは承知しておくべきであると思います。少なくとも普段から体調を管理し、自分の運動レベルを把握してどの程度の負荷をかけられるか見当をつけておかないと危険です。
 数ヶ月の練習で100kmも走るテレビの企画も医師から見てどうかと思いますが、スポーツはあくまで自分のレベルに合わせて楽しく参加するようにしましょう。
 

2009年3月26日 (木)

はやりやまい

皮膚科の診療をしていると、はやりのようにくる病気があります。

最近では目のまわりのあかみ、痒みで来る人が大勢います。

おそらくスギ花粉症によるものです。今日は3,4人いらっしゃいました。

花粉症の症状、いわゆる鼻水、鼻づまり、目のかゆみがある人もいれば、ない人もいます。

外から帰ったらやはり、顔を洗うなどして、花粉を落としたほうがいいかもしれません。

ひどい場合は皮膚科の受診をしていただければ、症状を改善できます。

ちなみに1,2月は寒い時期だけにしもやけが大勢いらっしゃいました。

寒暖差がはげしいときによくおきるようです。今年は暖かい日と寒い日、ついでに雨の日も多かったせいか、多かったように思います。

また、カイロによる低温やけども大勢いらっしゃいました。

低温やけどは最初は痛みがすくないのですが、1週間、2週間経つと皮膚がくずれてきて、治るのには月単位でかかります。カイロはふとんを温めるだけにして、寝る前にはとりましょう。

2009年3月25日 (水)

薬とお酒はいけません。

 昨日は夜までWBCの話題で持ちきりでした。何度見ても感動的な試合でしたね。涙が止まりませんでした。といっても花粉症の涙かもしれませんが。昨日はビールを飲みながら特別番組を観ていましたがやけに眠くてどうにも盛り上がれない自分がいました。
 そう。抗アレルギー剤を飲んでいたからです。抗ヒスタミン剤は副作用で眠気が来ることが多く、内服した後は運転を控えるなど注意が必要です。私の場合は眠気が非常に強く、今はないですが昔あった強力な抗ヒスタミン剤ではもうろう状態に近いくらいに眠くなってしまいました。現在の薬はだいぶ改良されていますが、それでも眠くなります。逆に眠くなりにくい薬は効果が弱く困ったものです。
 抗ヒスタミン剤を飲んでからアルコールを摂取するとさらに眠気が強くなります。本来してはいけないことです。しかしこの時期にこんな感動的なできごとがあったらどうしても避けられませんね。外出先で併用してしまったら寝過ごし、悪酔いなどの原因になります。自分の副作用の出方も把握して、せめて自宅でいつでも眠れる態勢にしておくしかないかもしれません。

2009年3月24日 (火)

WBC優勝

 いや〜WBC決勝戦はしびれましたね。今日は緊張して朝5時頃目が覚めてしまいました。朝からソワソワしていて、脈拍が上がりっ放しでした。今日の午前中は予想通り整形外科の外来は空いていました。男性は来ないだろうと思っていたら案の定、皮膚科の女性患者さんばかりの来院でした。診察室にはテレビがないので小型テレビで診察の合間にずっと観戦していました。前半は拙攻が続いていて、完全に負けパターンだったのですが本当に岩隈投手はすごかったですね。MVPは間違いなく岩隈投手だったように思います。
 これで日本全体が活気を取り戻して全てがうまくいくのではないか。そんな気分になれるほど爽快でした。と家で盛り上がっても家族はみんな「そう?」と、つれない反応です。いつかは実際の試合会場に行って盛り上がりたいものです。せめてスポーツバーで観戦できたら楽しいのでしょうが。

2009年3月22日 (日)

できちゃった婚って

 最近芸能ニュースなどでできちゃった婚と聞いても誰も驚かなくなりました。一般人も含めてごく普通の事になった感じがします。わたしの好きなアベレイジもゆうちゃんとできちゃった婚してしまいました。しかし医師として考えると、あまり肯定できることではないような気がします。専門ではないので詳しくはわかりませんが、現在日本は性行為感染症(STDと言います)が増加の一途をたどっているそうです。できちゃった婚というのは要するにまだ結婚していないカップルがきちんと避妊していない、あるいはできていないということです。HIV,HPV,肝炎ウイルス、クラミジア、梅毒など様々な感染症がありますが、避妊していない状態であれば感染してしまうでしょう。最近は高校生を含め若い世代での感染が心配されています。HIVなどは今でも完治しない疾患です。やはり感染拡大を極力防止する努力が国を挙げて行われなければなりません。

 考えが古いと言われてしまいそうですが、やはり結婚してから子供を授かるようにするべきなのではないでしょうか。離婚率も高い現代社会ではそれも微妙なのかもしれませんが。エイズ撲滅キャンペーンをする一方でできちゃった婚に疑問を呈さないマスコミの姿勢には矛盾するものを感じます。

2009年3月19日 (木)

ことばとは

 ことばは人間にとってどんな意味を持っているのでしょうか。昔哲学をかじっていた頃から少し疑問を持っています。最初は孔子や孟子などの言葉に引きつけられ、次第にもっと客観的な真理を追求したくなり、それが難解になってくると実存的な、さらには自由な思想が魅力的になって行きます。それぞれの時代の哲学はみな納得させられるような魅力がありました。ひょっとするとことばを巧みに用いて語られたら如何様な思想でも真実に見えてきてしまうのではないか。そんな疑問を感じるのです。ことばは真理を探究するための最高の道具なのではなく、ライオンの牙や蛇の毒のように敵を攻撃し自らを守るための道具に過ぎないのではないかと。
 今、少し前まで正しいと信じられてきた価値観が急速に転換されつつあります。さまざまな人が我田引水の議論を繰り広げているような気がしてなりません。自分の考えが将来にわたって本当に正しいかを確認することはできません。本当の理想に向かう為にはことば以上の方法が必要なのではないかと思っています。その方法を獲得するためにはどうしたらよいのか。そんな疑問がまたことばとなって頭の中を駆け巡ったりしています。

2009年3月17日 (火)

インフルエンザ流行

 最近またインフルエンザが流行しています。今回はほとんどがB型のようです。小学校でも学級閉鎖が相次いでいます。うちでも子供達が順番に熱を出しています。今年の予防接種は何かいつも以上に効いていないような印象です。予防接種を行った医療機関としては申し訳ないような気がします。インフルエンザの感染力は本当に強力ですね。もしこれが新型インフルエンザだったらと考えると恐ろしいです。学級閉鎖も発症した児童が増えてからするのではなく、流行が始まったらすぐに学校など人が集まるところを早めに一時休むというような対策の方が感染拡大を防げるのではないかと思いますがどうなのでしょう。
 インフルエンザの感染防止は難しいと最初から考えて、脱水対策など対症療法の備えをしておくという方が現実的かもしれません。

2009年3月13日 (金)

ブルートレイン

 東京駅発のブルートレインが今日運行を終了しました。子供の頃電車ブームがあったときによく写真をとったりNゲージで遊んだりしたものでした。学生時代は夜行列車でよく旅をし、大学時代は東京と金沢を夜行列車で行き来したものでした。何か旅という概念が消滅していくような気がしてなりません。行き先までどれだけ手間を掛けて行くか。その楽しさが失われてゆくのは悲しい感じがします。
 現実には時間をかけて旅行に行けるようなことはもうないかも知れません。北陸行きの夜行列車がまだあるうちにもう一度乗っておかないといけませんね。チューリップかオフコースのカセットでも持って。

2009年3月11日 (水)

銀座の空

 都心の街で一番好きなのはどこでしょう。私の場合は銀座です。祖母の家が近く子供の頃に歩いて銀座まで行っていたので馴染みがあるのも大きな要因です。しかし一番の要因は歩行者天国の時に歩いていて感じる空の広がりだと思います。銀座は昔から建物の高さ制限をしているので最近まで高いビルがありませんでした。
 ヨーロッパは昔の町並みを残している都市が多く、歴史を感じるのとともに人のぬくもりのようなものが感じられてうらやましい感じがします。それに比べて日本はビルの高さばかりを競うような風潮があり都市が人間のためというより建物のためにあるような感じがします。
 最近は銀座にも少し高いビルが進出してきて悲しい感じがしていましたがさらにショックだったのは歌舞伎座の立て替えの報道でした。まさか歌舞伎界の人たちが銀座に高層ビルを建てるとは思いませんでした。歌舞伎界の人々には銀座を愛する気持ちがないのではないかと疑いたくなりました。三越のライオン前で待ち合わせて銀ブラするなんてことはあまりしないのでしょうね。最近はなかなか銀座まで出かけることはできないですが、いつまでも空の近い粋な街であってほしいと思います。

2009年3月10日 (火)

圧迫骨折

 骨粗鬆症など骨が弱くなっている状態で転倒したり尻餅をついたりすると、背骨がつぶれてしまうことがあります。骨が非常に弱い方では、腰を捻った時とかちょっとしたことでも骨折します。ご本人は単なる腰痛と思っていることも多く、なかなか治らないということで来院されて診断することもあります。当初は骨折に対しての治療が重要となりますが、根本的には骨粗鬆症の治療をしっかり行ってゆくことが重要です。1カ所圧迫骨折すると、次々に背骨が骨折してしまうこともあるからです。
 骨折した当初にかなり痛みが強い場合は入院して安静となることもあります。以前は入院されることが多くありました。しかし入院しても安静にするしかないことから、社会的入院と捉えられることもあり最近はなかなか入院とはなりません。病院へ入院の依頼をしても、圧迫骨折と病名を伝えるとベッドがありませんと断られることも少なくないように思います。自宅で安静にしていただいて往診することも増えてきています。
 骨は高齢になる前の貯蓄量が大変重要です。若者が過激なダイエットをしたりしないよう健康的な食生活、運動をするように気をつけましょう。

2009年3月 8日 (日)

鶴川村と白洲次郎

 今では鶴川で一番有名なのは武相荘かもしれません。白洲次郎の邸宅ですが私は最近まで知りませんでした。昔遊んだ真光寺川周囲の田んぼも、もしかしたら彼が耕していたのかもしれません。そう思うと不思議な感じがします。こんな偉大な方が鶴川を選んで住んでいたなんてうれしいですね。今の鶴川の様子を知ったら彼はどう思うでしょう。昭和の頃は鶴川で整形外科というと当院しかなかったので晩年の彼は怪我をしたり腰を痛めたりすると当院へ来院したそうです。父によると本当に威張らないよい人だったそうです。古めかしい当院にもこういう歴史があると愛着が湧いてきます。修繕して使い続けるほどに歴史の重みが増していくのかもしれませんね。

2009年3月 6日 (金)

WBCと少年野球

 野球のWBCが開幕しました。日本の初戦は中国戦でしたが、もう少しバッターに頑張ってほしかったですね。次は打ってくれるでしょう。投手の方は順調のようです。WBCでは投手の投球数に制限があります。完投勝利投手が産まれないので投手からすると不満もあるでしょうが、投手が交代することにより展開も変わるでしょうし面白い試みだと思います。投手の肩を守るためにもよいことだと思います。
 整形外科には小学生や中高生の肩関節障害の子もよく来院されます。上腕骨の骨端線離解という障害が有名です。野球選手に多いですが、テニスやバレーボールの子にも起こります。過剰な練習や負担のかかるフォームで投げつづけていると肩関節の成長線が痛み、慢性的な痛みと成長障害を生じる危険性があります。この頃は練習を熱血にして監督やコーチの信頼を勝ち得ないとレギュラーをとれないことなどもあり、多少痛くても練習を休めず無理をする子が少なくありません。骨端線離解は骨の障害なので、マッサージやテーピングなどを行っても改善しません。安定するまできちんと休み、フォームを見直して調整メニューで練習を再開するのが一番復帰への近道です。肩関節の故障を放置するとスポーツ自体を断念せざるを得なくなります。子供の様子に注意してきちんとした対応を両親、コーチがしていただけることを切に望みます。
 整形外科のスポーツ専門医では子供の投球制限を提案しています。小学生では練習自体が週3日、1日2時間を越えないこと。投球は1日50球、週200球を超えないこと。中高生では週1日は休養を入れること。中学生でも1日70球、週350球以内。高校生は1日100球、週500球以内です。松坂選手のような強靭な肩を持っていれば投げ込んで鍛えることも可能かもしれませんが、超人の真似をみんながしたら肩を壊してしまいます。
 WBCの投球制限が、肩関節を壊す選手を減らすためにプロ野球や高校野球でも一考していただけるきっかけになればよいと願っています。

2009年3月 1日 (日)

アフガニスタンの菜の花畑と流行歌

 先日アフガニスタンで農業支援をしていてテロの犠牲になった伊藤和也さんの特集番組を見ました。不毛の荒野に灌漑用水を整備し、現地の人々の自立を支援していくという作業は何年にも渡り、現地に末永く住むために自分用の牛まで購入した彼の生き様には本当に頭が下がります。土地を豊かにするために菜の花畑を作り、その中に笑顔で写真に収まる現地の人たちを見ていると平和というのはこうやって再生していくものなのだということを強く思いました。きっと何万の兵士より彼の行動の方が平和への近道なのでしょう。
 中近東で私が唯一知っている歌はシャロン リフシッツのif we don'tです。平成元年頃に流行ったのでご存知の方も少ないかもしれません。今でも私の中では流行歌ベスト10に入っています。イスラエルの歌で最初はテレビのコマーシャルで聞いたような気がします。透き通った女性ボーカルですが、その歌詞を見て驚いたのを覚えています。「もし私たちが戦うことをやめれば、戦う理由はなくなってしまう…」という反戦の歌なのです。
 マスコミによる中近東の報道ではいつも戦争をしていて、為政者達は解決の糸口をことどとくつぶしているようにしか見えません。あの菜の花畑の中の笑顔も流行歌も、一般市民がみんな平和を願い私たちと同じように感じているということを伝えています。マスコミによって創られた印象より、本当の交流をすることの大切さを学ばせてもらいました。

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