2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月31日 (日)

今日は世界禁煙デーです。

 今日は世界禁煙デーでした。さすがに聞いたことがあると思いますがタバコは本当に健康によくない製品です。喫煙者本人だけではなく周囲の人にも甚大な被害を及ぼします。と言ってもなかなか愛煙家の方の心には響かないものです。

 今日1日にメディアを通してどれくらい真剣に世界禁煙デーのことが取り上げられたのでしょうか。メディアは決して禁煙を本気で推進しようとはしないでしょう。マスコミにとっては善悪よりも広告が優先してしまうという面が多々あるような気がします。政府にもメディアにも長年重要なパートナーだったタバコ産業を追い込むようなことはこれからも難しいのではないでしょうか。「愛煙家の肩身が狭い今日この頃です。」という同情的なフレーズはもう聞き飽きてしまいました。

 本当に正しいことが広く伝わるためにはどうしたらよいのでしょう。これだけの情報社会でもなかなか難しい問題です。

 

2009年5月24日 (日)

爪の怪我

 指先の怪我にもいろいろありますが、今回は爪について書いてみます。爪の先端が浮いてしまった場合は、基本的にしばらくテープで浮かないように押さえておくくらいで大抵は大丈夫です。しばらくすると爪の床と爪が再度安定します。一度浮いた爪は生え変わることが多いですが自然に移行するのであまり問題になることはありません。爪の下に血が溜まり根元が黒くなった場合、爪の3分の1から2分の1まで溜まるとかなりの疼痛が生じます。そのままで寝ると夜間居痛くて眠れなくなる可能性が高いです。この場合は爪に穴を開けて血を抜いておいた方が無難です。爪に穴を開けるのは私は注射針で行いますが痛くはありません。子供でもおとなしく処置させてくれるものです。爪の下に出血している場合は、爪が割れていたりすると、爪の床に裂創がある場合もあり、場合により爪床の処置が必要になることもあります。
 爪の根元が脱臼する場合がありますが、これは意外と重傷のことがあります。爪の根元が脱臼したということは、指の一番先の骨(末節骨といいます)が無理に屈曲されたということです。場合により末節骨が骨折していることも少なくありません。また、小児では末節骨の成長線で損傷し屈曲変形したり背側に脱臼骨折の形になったりします。この場合、爪の整復と骨折の治療が必要です。
 爪の周囲の怪我でもいろいろと分類があり治療法が異なることが少しわかっていただけたでしょうか。

2009年5月23日 (土)

運動会シーズン

 今週、来週の土曜日は運動会の学校が多いのではないでしょうか。運動会前には小児の外傷が多く、運動会に参加できるかどうかがよく問題になります。運動会前には上肢の骨折、足首の捻挫などの子が多く来院されます。子供の骨折は治るのが早く、数週間でほぼ完治します。なるべく運動会への参加を許可してあげようと思っていますが、こればかりは骨の状況によります。
 そういえば私も幼稚園の時運動会前に骨折して手にギプスをされて運動会は応援となった記憶があります。当時は石膏ギプスで重かったのを覚えています。意外とギプスで参加できなかったこともよい思い出となるかもしれません。
 土曜日に運動会だと私は子供の応援に行かれません。土曜日って公的には休日扱いなのでしょうか?心の中で、運動会の土曜日は雨が降ってくれ~と願っています。とか言うと不謹慎でしょうか。

2009年5月21日 (木)

裁判員制度

 今日から裁判員制度が始まりました。賛否両論のようですが、みなさんはどう考えるでしょうか。私は、時間があれば参加してもよいかなとは思います。法律自体は終身刑がなく無期懲役などという実際の刑期があやふやなものが残存するなどお粗末だとは思いますが、現状で参加しろと言われればしっかり自分の考えを示せるのではないかと思います。
 しかし、現状医師としては診療に穴を開けるわけにはいかないと思います。患者さんのことを考えれば、診療第一でしょう。医療関係者で裁判員制度に参加できる人間が一体どのくらいいるのでしょうか。こう考えると裁判員というのは職業的に偏ったものになる恐れがあるような気がします。
 裁判員制度を導入する際に、諮問委員の方で実際参加が無理という立場の人物がいたのでしょうか。きっと実務には余裕があり平日参加できる方たちが話し合ったのだろうと思います。今後参加率など徐々に明らかになると思いますが、一体どうなっていくのでしょうか。しばらく注視ですね。

2009年5月20日 (水)

自転車で往診

 今日は天気がよかったので自転車で往診してみました。今日は暑かったですね。家を離れてすぐに自転車で出発したことを後悔しました。しかも団地に到着する頃には充電池が切れてしまいました。帰りは途中から自転車を押して帰ってきました。やはり鶴川は坂が多くて自転車は厳しい街ですね。しかし普段の運動不足を解消するためにも時々自転車で行くようにしようと思っています。最新式の電動自転車ならもっとパワーがあってよいかも知れませんね。

2009年5月19日 (火)

新型インフルエンザに対する当院の対応

 関西で新型インフルエンザの感染が拡大しています。現在のところ通常のインフルエンザとあまり変わらないということで、あまり慌てることはなさそうです。しかし関西では学級閉鎖やマスクの着用など対策が難しくなってきているようです。
 関東にもいずれ感染は波及するでしょう。その場合どのくらいの対策が必要なのでしょうか。現在各種機関からの情報を収集しているところです。今の勢いだと、感染症病棟や発熱外来はすぐにパンクして機能しなくなるでしょう。一般の診療所でも新型インフルエンザの初期治療を行うことになりそうです。関東で新型が確認されたらとりあえず当院も職員がマスクをして対応しようかと思います。
 一応、発熱や咳などで新型インフルエンザの疑いのある方はマスクを装用して電話をしてから指示の通り受診するようにしてください。当院ではA型B型の判定は(判定キッドの在庫がある間)可能ですが新型かどうかは判定できません。また、タミフルは診療所レベルでは入手困難で、処方箋は書けますが薬はお渡しできない可能性が高いです。
 しかし、通常と同じくらいのインフルエンザでこれほどタミフルを使用してしまってよいのでしょうか?インフルエンザウイルスはタミフルなどの薬剤に耐性を獲得していくことはすでにわかっています。今のまま使い続けていたらすぐに耐性化してしまうでしょう。将来強毒性のウイルスが生じたときに有効性を維持するためには、現時点ではなるべく耐性化させたくないような気がします。現段階では、喘息患者さんや透析している方、妊婦など重症化する可能性の高い方を中心にタミフルを投与するといった限定使用の方がよいのではないでしょうか。
 今回は将来強毒性ウイルスがもし発生した場合の対応について国民全体が勉強する機会として捉えるとよいのではないかと考えています。

2009年5月16日 (土)

政治家の入院

 また某政治家が健康上の理由で入院しました。普段、日本は社会的入院が多すぎるとか入院期間が長いとか医療費が高いとか言っている方々がよくもまあ社会的入院をするものです。どうやら日本は本当に階級社会になってしまったようです。過労とか機能性胃腸障害とかで簡単に有名総合病院に入院できる上流階級と、妊娠中の救急疾患や高齢での背骨の骨折でも入院できない庶民と。
 有名総合病院も、救急のためのベッドが足りないと言っている一方でマスコミから逃れるための有名人をかくまってはずかしくないのでしょうか。マスコミも救急のベッド不足問題とか社会的入院とかの問題について、どうして追求しないのか。
 もっとも、きっと超高額差額病室に籠るのでしょうから救急には使えないのでしょうが。

2009年5月15日 (金)

薬のネット販売

 薬のネット販売を規制しようという動きにネット業界等が反対運動をしています。どちらの主張にもどうも違和感を感じざるを得ません。単純に、利害関係のぶつかり合いを見ている気がします。
 薬のネット販売を規制しようという意見は安全性の確保などを主張していますが、何をいまさらという気がします。私もよくドラッグストアで点鼻薬など買いますが、基本ノーチェックで買うことができます。その場で何か注意されたりしたことはありません。市販薬には添付書という免罪符が付いているのですから、処方薬から外れた時点で店頭でもネットでも大差はないはずです。コンビニで買えるようになるのにネットを規制する意味がよくわかりません。
 一方ネット販売賛成派の人たちは市販薬は安全なのだからネットで販売しても全く問題はないということを言います。この意見にもよく言うよ、という感じがします。総合感冒薬でアナフィラキシーショックを起こすことも漢方で肝機能障害を生じることもサプリメントで薬疹を起こすことも当然あります。添付書をきちんと読む方がどのくらいいるかわかりませんが、基本的に副作用の情報が書かれているはずです。しかも病院で使う薬は原則的に単一成分の薬を使っていますが市販薬は様々な成分を配合しています。最近は医療費削減のため医療用の成分がどんどん市販薬に使われるようになっています。一体どこまでが安全と言えるのか。一般的な疾患に対する薬においては、市販薬が病院の薬より安全だというのはかなり幻想に近いと思います。
 物事を規制して旨味のある団体とネット販売をして利潤を得る業界のガチンコのぶつかり合いはとりあえず再試合に持ち込まれたようです。

2009年5月13日 (水)

痛風発作

 整形外科を受診される場合、痛みが主訴であることが多いですが痛みにも様々な程度、種類があります。当然骨折や脱臼は痛みますが、誘因がはっきりしない場合もさまざまあります。痛みの様子だけでも疾患がほぼわかる場合もあります。
 一番痛そうなのはやはり痛風でしょうか。高尿酸血症に伴う関節炎ですが典型的なのは足の親指の根元(MTP関節)に生じる急性関節炎です。典型的は症例では夜眠れない程痛み次の日受診されます。大人の男が脂汗をにじませながら受診する場合も少なくありません。関節の腫れ具合と経過からほぼ痛風と特定できます。
 痛風は足だけとは限りません。手や膝、肩関節などさまざまな関節に起こります。アキレス腱周囲炎など関節以外の部位が腫れることもあります。高尿酸血症が持続すると関節などに尿酸の結晶が沈着し関節破壊を生じることもあります。この結晶は砂糖のようにザラザラした結晶で、手術的に除去するのも大変です。また、動脈硬化が進行して心筋梗塞などの原因になることもわかっています。
 痛風の急性期には尿酸を抑える薬ではなく炎症を止める薬をしばらく内服します。炎症が治まったら尿酸値を下げる薬を継続して内服します。尿酸値を下げ始めるときに結晶が溶出し、再発作を起こすこともあるので注意が必要です。以後は肝機能などにも注意しつつ尿酸をコントロールしていきます。
 検診で高尿酸血症を指摘される方も少なくないと思います。痛風は痛いですよ〜。なるべくならないように食生活、運動など予防的に見直してみることをおすすめします。

2009年5月11日 (月)

熱中症

 昨日は暑かったですね。我が家は久しぶりに都心に出かけたのですが、ビルも道路も周囲をすべてコンクリートに囲まれたところは照り返しも強くまるでスキー場に行った時のようにまぶしく、暑かったです。5月でこれでは今年の夏も思いやられます。もう日本は熱帯地方に入ったと言ってもよいのではないでしょうか。

 昨日の東京では熱中症で搬送された方もいたそうです。これだけの暑さならあり得るなと思いました。熱中症は暑い中で水分も十分にとらずにいると脱水と体温調節異常を来してしまう疾患です。昔は体育会などでは夏のお昼に根性でずっと練習をしたものですが、熱中症は死亡することもある大変危険な疾患です。最近は一般社会にも知られるようになってきて予防対策も進んでいますが、まだまだ救急に搬送されることも少なくありません。

 炎天下でなくても、室内や都心部でも起こることがあります。暑い時はこまめに休憩し、水分を十分補給しましょう。部活や子供の遊びでは本人がきちんと体調の変化を言えないこともあり、周囲でぐったりしている子がいたりしたら積極的に声をかけることも必要です。

2009年5月 9日 (土)

余裕

 連休直後の外来はどうしても混雑してしまいます。今年の連休は長かったせいもあり連休明けは大変混雑してしまい、申し訳ありませんでした。混雑しているときに外傷の処置なども入りなかなか難しいものです。

 医療機関にとって一番大切なもの、しかし一番不足しているものは「余裕」ではないかと思います。人的な余裕、時間的な余裕、精神的な余裕、施設的な余裕などなど。どこの病院も患者さんがあふれ、長時間待ち、説明する十分な時間がとれず、救急では受け入れることすらままならず、全てが悪循環に陥っている気がします。

 医療機関としては患者さんが少ないのも心配ですが、余裕を確保するように努力していく必要もある気がします。このホームページも昔はプロに頼んでいましたがマックで自作にしました。鶴川周囲からあまり情報が広がらない方がよいのかもしれないという思いも込めています。患者さんの状態を見ながら長期処方なども進めています。さすがに2か月より長期に処方するとかなり内服の仕方がアバウトになる方が多い印象があり、基本2か月くらいまでにしていますが。

 マスコミなどに取り上げられて名医ということになっている医師では初診までに数カ月以上かかる場合もあります。例えば関節リウマチでは発症から3カ月以内に治療を開始しないと経過が思わしくなかったりします。行列ができる医師、医療機関というのは最も避けなければならない事態なはずだと思うのですが。いろいろな考え方があるものです。

2009年5月 5日 (火)

子供の日

 今日は子供の日です。今年は大型連休ということでさすがにそろそろ1日中子供達の相手をするのも限界になってきました。菖蒲湯に入ってやっと寝てくれたという感じです。
 子供といえば、今年も15歳未満の人口が減少したそうです。もう28年連続で減少し続けているとのことです。このまま減少が続いていくと日本はどうなってしまうのか。子供達の将来は明るいと言い切れる人がどれほどいるのでしょう。次世代に希望を抱かせてやれない社会に発展はあるのか。今を生きる大人にはいかに次世代に関わっていけるかという点が最も重要な要素になってきている気がしてなりません。

スローバラード

 連休中に忌野清志郎さんが亡くなりました。腸骨転移と聞いて厳しいかもとは思っていましたが突然の訃報には驚きました。つい最近までアウトドア系の雑誌で自転車に乗っている姿を見ていたので正直信じられない気がします。影響を受けた世代としては信じたくないというべきかも。最も死が似合わない人ではないでしょうか。何か悲しんでいる姿を空から見られたら怒られそうですね。

 尊敬する上の世代がだんだん減っていってしまう不安に陥りそうです。自分たちの世代がもっとしっかりしていかないといけないですね。何事も前向きに。自分にうそをつかずに生きることの大切さを教えていただいた気がします。

 

2009年5月 1日 (金)

超音波骨折治療装置を導入しました。

 世の中インフルエンザの報道ばかりですがみなさんは冷静に対応されているでしょうか。もし日本で最初の発症が確認されたらマスコミはどこまで加熱するのでしょうか。もう当院のような一般診療所にはタミフルなどの薬剤も医療用のマスクなどの医療用品も供給されにくくなりました。やはり新型インフルエンザに関しては保健所と特定医療機関で対応するということのようです。町田市では疑いのある方はまず町田市保健所へお問い合わせ下さい。専門の電話番号で24時間対応しています。
 当院での話題として、超音波骨折治療器を導入しました。骨折の治療で科学的に癒合期間が短縮されることが証明された医療機器です。今までは骨折後3ヶ月経過しても癒合する傾向に乏しい症例(遷延治癒か偽関節の症例)のみに使用されてきました。ワールドカップの直前に中足骨骨折をしたベッカムや手関節骨折をした松井秀喜選手に使用されたことでも有名です。
 当院では骨折後のリハビリ期に運動療法と併用して処置で使用したいと考えています。スポーツ選手の疲労骨折に対しても効果があります。基本的に疲労骨折に対してはしっかりした休養と計画的な調整メニューによる練習が最も大切です。しかしなかなか本気でスポーツをしている選手に長期休養を指示して守られることはなく、治療上悩ましい問題です。この超音波骨折治療器をリハビリの一環として使用すると治療期間を短縮できるかと考えられます。
 世の中には怪しい健康機器が溢れていますが、今後も当院としては医療機器は厳選して導入していきたいと思っています。

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »