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2009年6月16日 (火)

ジェネリック医薬品

 政府は医療費削減のために後発薬の使用を推進しています。当院でも初診時に患者さんのご希望をアンケートで伺い、なるべく希望に添うようにしています。
 しかし政府の思うように後発薬の使用が増えないようで、あの手この手で使用促進しています。実際の現場からみて後発薬はどうなのでしょうか。当院では先発薬の処方箋を記載しても、ほぼ全てを後発薬への変更可としています。しかし実際に薬局で変更されることはほとんどありません。逆に後発薬で処方箋を書いても、在庫が無いということで先発薬に変更されることの方が多いです。薬局も同じ成分の薬を先発と後発の両方揃えておかなくてはならず、かなり大変なことでしょう。
 先発薬と後発薬で実際に効果が同じかどうかは微妙な問題です。効果を実際に調べた医師もいるようで、薬によっては違うものもあるようです。また、副作用の出方にも差があります。一方では大丈夫だったのに、他方に変更したら副作用が出た方もありました。実際に使用してみて安定性や効果を確認しながら信頼感のあるものを採用するようにしています。
 しかし最も問題なのは、患者さんのお薬手帳を見たときに何の薬を飲んでいるか後発薬だとすぐにわからないことだと思います。先発薬だと大抵の薬は知っているので何の病気で何を飲んでいるのか把握できます。しかし、後発薬だと名前を知らないので持病が何でどの系統の薬を飲んでいるのかが調べないとわからない場合があります。一般の診察ではまだしも、これが救急だったら治療の開始が遅れることになりかねません。本気で後発薬を普及させたいなら、名称をわかりやすくしないといけないような気がします。それと後発薬メーカーはほとんど副作用などの情報を医療機関に伝達してきませんが、コストを抑えるためとはいえ本当にそれでいいのかというのも気になります。
 

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