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2009年6月 5日 (金)

肩関節脱臼

 肩関節は人体の中で一番動く範囲が大きな関節です。前後左右、回旋と大きく動きます。日常生活やスポーツで肩関節の動きは大変重要な役割をしています。スポーツや転倒転落などで一度脱臼すると、不安定化して何回も脱臼してしまうようになることもあります。当院へ来院される肩関節脱臼の方も、2回目以上の方が多いと思います。
 肩関節が脱臼するということは、関節を包む袋(関節包といいます)などが破れそこから上腕骨頭が外に出るということです。多くは前下方へ外れます。このときに骨の一部に骨折を生じることがあります。
初回脱臼で関節包などに損傷を生じますので初回が一番痛く、また整復しにくいような気がします。アメフト選手など肩関節の周囲の筋肉が強いと、麻酔をかけないと整復できないこともあります。整復した後は三角巾などで約3週間安静としていただくことが一般的です。
 初回脱臼後関節が緩くなり何回も脱臼してしまうようになるのは高齢者より若者で多く起こります。若者の方が関節周囲が柔軟なので不安定性が生じやすいものと思います。中には、つり革に掴まろうとして脱臼してしまったり、くしゃみをしたら外れたということもあります。日常生活で困るくらいはずれやすい場合は手術で肩関節を安定させるという方法が必要です。最近は関節鏡という内視鏡で行える場合もあり昔に比べるとかなり手術後の経過はスムーズになっています。
 高齢な方が脱臼した場合は逆に安静後にしばらく肩が動きにくくなってしまうことがあります。この場合はリハビリテーションが有効です。

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