高齢者の運転免許
75歳以上の方が運転免許を更新するときに簡単な認知機能検査を受けることになるそうです。確かに65歳以上の方の1割が認知症ではないかという推計もあるので、必要なことだと思います。視野狭窄や運動機能低下など、事故の可能性が高くなるであろう状態についても配慮してゆく必要があるでしょう。一方で現在の社会で運転できなくなるとかなり不便になるものと思います。特に商店街が消滅してしまったような、車社会化した地域では生活が立ち行かなくなってしまうのではないでしょうか。医療でも、元気だったときは総合病院に通院していた方も80歳を超えてくると通院自体がつらくなり徐々に診療所へ以後の治療を希望して来院されるようになります。何か矛盾した感じもしますが、後期高齢者の生活圏は非常に狭い範囲で行われるようになっていきます。ショッピングモールやインターネットショッピングとは別の、昔ながらのご近所ネットワークというものも今後より重要になっていくような気がします。
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