官僚の友人
今回の選挙ではどうも官僚が悪の権化のように叩かれています。私には出身校の関係上、官僚になった同級生もたくさんいます。当時のことを思い出してみても、みんなまじめで優秀で悪い人間などいなかったように思います。少しはいたかな?
あまのじゃくな性格なもので世間が寄ってたかって袋叩きにしているのを見ると、それは違うのではないかと思ってしまいます。現在の国の状態をすべて官僚のせいにするのはあまりにかわいそうではないでしょうか。
思い返せば小泉改革のときも、製造業への派遣を求めたのは経済界ではなかったのか。医療費の上昇を阻止したのも経済諮問会議を中心とする財界であったことはもう忘れられたのでしょうか。
国家公務員もほとんどの方はまじめに、公務員でありながら労働基準をとっくにオーバーして残業しつつ、本当に国のことを思って働いています。職務の責任の重さや学生時代の頑張りで言えば有力企業の方と比べて同等の給料をもらってもおかしくはないようにも思います。天下りなどあまりに優遇されすぎているのかなとは思いますが。
いじめというのは恐ろしいものです。世間で悪いと決められるともう一方的に叩かれます。物事すべてにおいて、長所短所両方を追求するという姿勢は忘れてはならないと思います。
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