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2009年10月25日 (日)

薬剤と妊娠

 先日、妊娠中の女性への薬の使い方に関する講習会に行ってきました。一般的にはやはり妊娠中、または妊娠している可能性のある女性にはお薬は使わない方が安全です。しかし使用しなければ病状が進行してしまうとか、使用せざるを得ない場合もあります。そんな時にいかに安全に使用するかというのは難しい問題です。
 基本的には以前から知っている内容がほとんどでしたが、ひとつ意外だったのは講師の専門の先生が思っていたよりも心配せず様々な薬を使用しているということでした。
 薬の添付書というものには、可能性を否定できないというだけでありとあらゆる副作用が記載されています。もし完全に副作用をなくそうとしたら、それは薬を全く使わないようにするしかありません。もっともサプリや食べ物でショックを起こす方もいますから、体に入れるもので副作用を全く起こさないようにするということ自体が不可能だとも思いますが。
 整形外科で注意が必要な薬剤としては、一番多いのが鎮痛剤だと思います。やはりこれはなるべく使用しないようにした方がよいです。可能なら湿布や塗り薬などの外用剤を使ったりします。関節リウマチは若い女性が発症することも多く、抗リウマチ薬の使い方は難しいところです。一般的には妊娠中は関節リウマチの炎症や症状が軽減する傾向があると言われています。しかしある比率で軽減しない方もいるのは事実で、そうすると妊娠中も抗リウマチ薬が必要となります。現在の研究では、薬剤の種類と投与量に注意すれば心配しすぎることなく薬の使用を継続できるというお話で一安心しました。
 医師の世界には、「若い女性を見たら妊娠していると思え」という格言があります。変な意味ではなくて、万が一妊娠していた場合でも大丈夫なように細心の注意を払うようにという意味です。それは薬だけではなくレントゲン撮影などにも当てはまります。妊娠している方、通常より生理が遅れていて妊娠している可能性のある方もきちんと伝えるようにしてください。もし医師に伝えにくければ看護師やその他のスタッフでも構いません。初めて来院された方にはアンケートに質問事項がありますので○をしてください。

 

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