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2009年11月22日 (日)

縦割りの弊害

 事業が縦割りになっていると横のつながりがうまく機能せず、非効率な状態になってしまうことが多々あります。また、同じようなことをそれぞれの部署ですることになり手間やコストが増えるという弊害も生じます。現在様々な分野で縦割りの弊害をなくそうと努力され制度改革も進められています。
 こう書くと、霞ヶ関の話かと思う方が多いのではないかと思います。これほど縦割りの弊害が叫ばれている中、どんどん縦割りが進められている分野があります。それは他ならぬ医療の世界です。医薬分業となり薬は医療機関から切り離されました。介護制度ができ、訪問看護や介護系サービスも分離されました。検診も切り離され、メタボリック症候群の指導も検診業者へ切り離されました。リハビリテーションも高齢者は介護保険で行うようになってきています。
 介護を受けている高齢者も、体調を崩したり怪我をすることが少なくありません。現在は医療と介護が分離されているためそのつど医療機関へ通院や入院し、医療機関と介護施設を行ったり来たりすることとなってしまいます。医療機関自体でも急性期と慢性期が分離されたために、救急病院と療養型病院とで次々と転院させられたという話もよく聞きます。主治医意見書というのを数多く書いていますが、介護調査員による調査票やケアプランを直接見ることはできません。顔を合わせることができれば短時間で患者さんの状態等引き継ぎできるのに、現状では情報を雰囲気まで含めて詳細に共有することなどほとんど不可能となっています。その分を指示書や報告書でやりとりする訳ですが、数ヶ月に1回文面でやりとりする無味乾燥な状態だけでよいのでしょうか。介護予防運動など介護系リハも診断なく運動をしている訳で、骨粗鬆症や持病のある方にそこまでして大丈夫なのかハラハラすることもあります。
 医療での訪問看護と介護での訪問看護、医療でのリハと介護でのリハ、院内処方と院外処方。療養型医療機関と医療付き介護施設。もちろん様々なメリットもあるのでしょう。しかし本当にこのまま縦割りバラバラ化していくことが国民のためによいことなのでしょうか。
 せめて、たまにはいろいろな業界の人と顔を合わせる会ができないものかと思います。医療、薬局、介護、福祉系の方々とも。

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