2009年を振り返って
大晦日になりました。振り返ると、今年は激動の1年でしたね。記録的な不況が到来し、政権が交代し、新型インフルエンザが流行しました。世界中に不安が広がっている感じがします。
医療界では救急医療の崩壊などが国全体に理解された年になったのではないでしょうか。実際に改善されていくのはまだまだこれからですが、少し明るい展望が見えてきているのではないでしょうか。診療所は今、大きな転換期を迎えているように思います。国の政策も報道も、基本的に診療所から病院と介護施設へという流れになっています。診療所の機能としてどのようなものが期待されているのか。
私が病院勤務医から診療所へ移って5年が経ちました。私にとっては勤務医として激務をこなしていた時より診療所で働き始めてからの方がいろいろ大変でした。正直少しうつかと思うときもありました。あの心理状態はやはり病的なもので、気持ちの問題などではないということがよくわかりました。今年になり全快しました。今はこれから診療所をどういう風に発展させていこうか前向きに考えています。
来年は今年より安心して暮らせる1年になるとよいですね。診療所が最も身近な医療機関であることはこれからも変わらない事実です。この機能を大切にして地域で頑張っていこうと思っています。(これは明日書いたほうがいいかな?)
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