帯状疱疹の季節
年内も残り少なくなってきました。みなさん忙しく、つい無理してしまう季節でもあります。
そんなときにいらっしゃるのが帯状疱疹です。年末の休みの時に発症して、病院がやっておらず、苦しまれる方も毎年いらっしゃるように感じます。
最近は毎日1人ぐらいいらっしゃっているでしょうか。
帯状疱疹は水ぼうそうのウィルスが潜伏感染(神経節に)して、50歳以上60歳をピークに発病する病気です。特徴は全身どこでもでるのですが、必ず半身だけにあかみや小さい水ぶくれが集まってできます。先に痛みが出ることが多く、数日たってから皮膚に現れてきます。
そのため頭に痛みがでると、最初は脳外科に受診されたり、左胸の痛みが先にでると、循環器科に受診したりと発疹が出る前はほかの科に罹られる方がいらっしゃいます。その後、発疹がでると初めて皮膚科にいらっしゃるのです。
治療はできるだけ早く抗ウィルス薬を服用することです。また、痛みが続く場合が多いので、痛みどめも対症療法としてだします。
最近では50歳から60歳過ぎてからワクチンをうって予防するというやり方もでてきていますが・・。
なんでもそうですが、症状がでて治りにくい場合は早めに受診なさると軽くすむことが多いと思います。
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