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2010年3月31日 (水)

保育園の卒園

2番目の子が本日をもちまして、卒園になりました。

卒園式は19日にあったのですが、その後も今日までは保育園にいっていたため、なんとなく実感がわかなかったのですが。

あと○○日で保育園おわりだよ。明日で終わりだよ。今日で終わりだよ。と親の方が一生懸命に言っていましたが、本人はまったく実感がないのか、明日から休みだ!!とよろこんでいる始末。

上の子のときもそうだったかもとふと思い出しました。学校にいってからのほうが、保育園を懐かしがっていました。一日中遊んでいられた保育園を思い出しては1年の1学期ぐらいまで学校を嫌がっていたような気がします。

入学式はどんな顔をするのか、楽しみでもありますが、その後の学校生活はどうでしょうか。

不安も入り混じる親心です。

2010年3月30日 (火)

季節の変わり目

季節の変わり目には悪くなる病気が数多くありますが、その一つがアトピー性皮膚炎です。

いまはそのちょうど時期です。最近になって悪くなったとくる患者さんが大勢います。

その中でもスギ花粉症のある方はさらに一層悪くなります。とくに目の周りを中心とした顔面が悪くなります。

いい季節になりつつある時期に憂鬱ですよね・・・

やはりこの時期にわるくなると自覚している方は早めに抗アレルギー薬を服用し、スキンケアをした方が楽にすごせます。

ちなみに慢性じんましんのある方でスギ花粉症のある方も悪くなりますね・・・

2010年3月29日 (月)

気胸

 整形外科では胸が痛いというと肋骨骨折や帯状疱疹をまず初めに考えることが多いです。
転んだりぶつけたりと外傷の既往があれば肋骨骨折をまず疑います。原因がなく神経痛様の痛みですと、発症早期の帯状疱疹の可能性もあります。
 時には咳をしただけで肋骨が骨折することもあります。肋骨骨折のレントゲンでの診断率は意外と高くありません。骨折していてもレントゲン写真の角度により見えないこともあります。そんなときは圧痛の有無や痛みの様子からほぼ診断可能です。超音波検査をすると、レントゲンで見えない骨折もわかることがあります。男性ですと、レントゲンではっきりしない場合は超音波検査を積極的に行うようにしています。女性ですと胸部の超音波検査はちょっとためらわれますね。よっぽどでないと行わないようにしています。
 胸の痛みでたまに「気胸」と診断される方がいます。気胸とは、肺が何らかの要因で縮んでしまった状態です。だいたいが若い男性です。強く咳をした後などに胸が痛くなったということが多いです。肋骨骨折と違って、痛い部位が漠然としていてピンポイントではないことが特徴的でしょうか。意外と息苦しいということは多くありません。この場合、聴診して呼吸音の左右差をみたり、胸部レントゲンで肺が縮んでいないかを観察します。
 気胸と診断したら、基本的に胸部外科や呼吸器内科での治療が必要です。短期間入院の上、胸腔に管を入れて陰圧として肺を膨らますような治療をします。肺に気胸を起こしやすい構造的問題がある場合もあり、胸腔鏡下の手術が行われる場合もあります。
 昔体育会にいたときに友人が応援で激しく声を上げていて胸が痛くなったことがありました。翌日?だったか病院を受診して気胸と診断され入院しました。医学生のくせに気胸と気づかずに1日苦しい思いをさせてしまったことをひどく悔やんだ思い出があります。
 緊張性気胸といって、心臓を圧迫して生命に関わるという場合もゼロではありません。また、外傷の既往がない場合はもちろん胸膜炎を伴う肺炎や心疾患などの鑑別も必要です。胸の痛みは医療機関で診断をきちんと受けた方が安全です。

2010年3月27日 (土)

冤罪裁判

 無実の罪で17年間も刑務所に入れられていた方のやり直し裁判で無罪が確定しました。裁判官が法廷で謝罪したということでご本人もある程度納得されたようです。
 これが医療なら、当時の裁判官はひどい誤診をして必要のない手術をして患者さんに取り返しのつかない後遺症を残したのと同じことではないでしょうか。もちろん担当の医師は逮捕起訴されるでしょう。
 今回の件で、当時の検察や裁判官は謝罪すらしていないそうです。法曹界はなんて甘い世界なんだと思います。これだけ医療事故で医師が訴訟をされている中、法曹界では謝れば許されるでよいのでしょうか。この先、医療法曹格差も拡大していくのでしょうか。

2010年3月23日 (火)

自宅のドライヤーが壊れて

 もう15年くらい使っていたドライヤーがついに壊れました。買い直さないといけないかなと思っていたところ、昔使っていたものがもうひとつ出てきました。
 最近はなんとなく、壊れるまで電化製品を使うことが普通になってきました。電気ひげ剃りも社会人になったころ買ったものをつい最近まで使っていました。腕時計も2回くらい修理に出して使い続けています。DVDレコーダーも、ブルーレイに買い替える気持ちが一向に湧き上がってきません。
 今、どうも同じように感じている人が増えているようです。経済成長、消費の拡大などを経済界はいつまでも求めていますが、一般市民の方が一足先に大量生産大量消費大量廃棄型の思考から抜け出て一歩先を進んでいるのかもしれません。永続可能な社会へと転換するためにはどうしたらよいのか。若い世代の方がより敏感のようです。

2010年3月19日 (金)

卒業シーズン

 今日は次男の卒園式に参加してきました。今年の我が家は卒園、卒業が重なり4月には入学式も2回と
なっています。診察日に変更がありますがご了承の程よろしくお願いいたします。両親そろって参加することができないのは少し残念ですが仕事柄仕方のないことでしょうか。
 子供の晴れ姿を見るのはやはり感慨深いものです。これからも素直にすくすく育ってほしいと思います。

2010年3月18日 (木)

バネ指

 手を握って開こうとするとひとつの指が最初伸びず、コキンとひっかかりがはずれて伸びるという症状を「バネ指」といいます。典型的なひっかかりが生じないまでも、指が曲げにくい、伸ばしにくいなどという症状で来院される方もいます。第2関節でひっかかると思っている方が少なくないのですが、実際は手のひらの部分の腱鞘でひっかかっています。腱鞘とは、指を曲げるときの腱が通るトンネルのようなものです。この部分が何らかの原因で炎症を起こすと、痛みよりもひっかかり現象を生じることがあります。
 一度ひっかかり現象が生じるとなかなか軽快しないことが多いです。発症してまだ間もない場合で症状が軽い場合は炎症を抑える外用剤を塗ったり手作業を減らすようにして経過観察していただきます。ひっかかり現象が強い場合は腱鞘内にステロイド注射をするのが大変効果的です。1回の注射で治まる方もいますが、数ヶ月から半年で再発することも少なくありません。この場合、3回程度までは間隔を空けて注射することが可能です。それでも症状がとれない場合は腱鞘切開術という局所麻酔の手術が必要です。
 バネ指で温熱や低周波などの物理療法を行うことの効果は実感できないので、当院ではリハビリなどは指示しておりません。
 以前、バネ指の方で関節リウマチの診断がついて抗リウマチ薬を使用するようになったらバネ指も軽快した方がいました。かつ膜の増殖やガングリオンなどのためにひっかかり感がでている場合も時に経験します。

2010年3月13日 (土)

北陸 能登

 ついに、ついにこの日が来てしまいましたね。思い出の詰まったものがまたひとつこの世からなくなってしまいました。特急北陸、急行能登。学生時代によく乗ったものです。夜遅くにホームを離れて行く時の物悲しさ、ドラマな感じ。20歳の原点とか読んだり昭和の歌をウォークマンで聞いたりしながら。

 世の中便利になっていく程に面白みが薄れてゆく気がしてなりません。今の電車は移動手段ですが、昔は旅でした。苦労は買ってでもしろとよく言いますが、人生時には回り道してみたいものです。いつかまた夜行列車で。

2010年3月10日 (水)

ビスフォスフォネート

 骨粗鬆症の予防は、カルシウムなどの積極的な摂取や運動療法が基本です。しかし実際に骨粗鬆症になると骨折の危険性が増えるので積極的な治療が勧められています。骨折の危険性が高い状態の方や、実際に骨粗鬆症に伴うような骨折を起こしたことのある方では内服治療を行います。
 現在、骨折予防効果が高いとされているお薬はビスフォスフォネート製剤とラロキシフェンという薬です。骨折防止効果としてはビスフォスフォネートという薬が最も高いと言われています。当院でも処方しています。ビスフォスフォネートは破骨細胞という細胞の作用を弱めるお薬です。以前からごく稀に顎骨壊死という副作用の可能性が議論されています。歯科で抜歯するときなどに10万人に1人くらい頻度で顎の骨が露出してしまうというような副作用が生じる可能性があると指摘されています。
 最近、長期にビスフォスフォネートを内服していると、骨の構造が変化して骨密度は上昇しても逆に骨折しやすくなる可能性があるという報告がアメリカでありました。それでは本末転倒になってしまいますが頻度はかなり少なく、まだ検証段階ですが注意しておく必要がありそうです。学会では長期内服での骨折予防効果が支持されています。
 顎骨壊死の可能性も長期内服で高くなる可能性が言われており、基本的にビスフォスフォネートは2〜5年程度内服したら休薬し、またある期間おいたら内服するという使用方法が適切なのかもしれません。当院では今までも、数年内服したら休薬していただいたりしていますが今後も一定期間の内服で経過観察するようにするかご相談しながら治療したいと思います。
 また、半年から1年くらいで血液中や尿中のカルシウム濃度なども測定して効きすぎていないか確認することも必要です。内科などでも採血していると整形外科で採血するのがなかなか難しいこともありますが、健診や内科での採血では尿中カルシウム濃度など測定されることはまずないので整形外科的に検査することもお勧めします。
 骨粗鬆症は高齢者の骨折の大きな原因となっており寝たきりに繋がる重要な疾患であるという認識が確認されていますが、その治療法はまだこれからも変わってゆく可能性があります。
 このような情報を掲示すると不安を助長してしまう恐れもありますが、最新の情報をお伝えすることは大切なことだと思います。冷静に適切に対応していく必要がありそうです。

2010年3月 4日 (木)

ひょう疽

 爪の脇から指腹部が急に腫れてきてズキズキと痛い。こんな場合は細菌が入って感染してしまった状態の場合が多いです。主に爪の周囲が腫れている場合は「爪囲炎、爪周囲炎」とも言います。「ひょう疽」で検索してみると、頭の方にはこの爪周囲炎の解説が多く載っています。しかし、整形外科的には爪周囲炎とひょう疽はやや意味合いが異なるように思います。
 爪周囲に感染が留まっている場合はまだそれほど重症ではありません。と言ってしまうとやや語弊があるかもしれませんが、皮下に膿が溜まっていない場合は抗生物質の投与で収まる場合もあります。もし膿が溜まっている場合(膿瘍と言います。)は注射針で抜くか、切開して膿を出すと比較的順調に収まります。
 整形外科的に「ひょう疽」というのは、さらに感染が指腹部(指先の手のひら側)に及んでしまった状態を指すことが多いです。指腹部の皮下は少し特殊な構造をしていて、皮膚から骨方向に縦に隔壁が並んでいます。この隔壁間のブロック毎に細菌が侵入してしまうと、激しく痛んだり抗生物質の内服が効きにくかったりします。
 最近ではエコーで観察し、膿瘍が形成している場合はもちろんはっきりした膿瘍ではなくても腫れが強い場合は早期に切開した方が早期によく治ります。指腹部の感染では、隔壁を確実にすべて切開して感染の残るブロックをなくすことが肝要です。麻酔して切開するのは忍びないと思って、少し内服で様子を見ましょうということにすると翌日や数日後にもっと腫れて来院するということになることがあり、かえって申し訳ない思いをすることもあります。
 膿は出す。これは本当に基本的なことです。

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