ルパン
先日ついに銀座のルパンに行ってきました。と言ってもわかる人にしかわからないと思いますが、とあるバーです。学生時代からいつか行ってみたいと思っていたのですが、その扉を開く勇気がなかなか出ず20年近くが経ってしまいました。
銀座・ルパンと言えば、戦前は川端康成や小津安次郎などが通い、戦後は太宰治や木村伊兵衛が訪れたという所です。扉を開けて階段を下りて行くと店内は意外な程にシンプルでした。音楽もなく装飾品もあまりありません。その代わり時代を感じるバーカウンターと電燈。壁自体も何か昔の雰囲気が塗り込まれたような感じがしました。
銀座の近くは私の田舎のような所なので昔から好きなのですが、最近は新しいお店にはあまり興味が湧きません。どの街に行っても同じようなブランドのお店が並んでいるような感じがするのは私だけの錯覚でしょうか。路地とかを中心に銀ブラをする方が楽しいのはもう中年になった証拠でしょうか。
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