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2010年6月30日 (水)

円板状半月

 小学生くらいの子供が、スポーツなどで膝を捻ってから膝の曲げ伸ばしができない状態で来院されることがあります。伸ばすのも曲げるのも途中で止まってしまって完全にできません。また無理にしようとしても痛みを生じます。
 こんな場合、膝の中で何かが挟まってしまっていることが考えられます。以前にも膝を痛めたことがあるようですと、損傷した軟骨片がはがれて関節内を漂い、これがひっかかって生じることもあります。これを俗に「関節ねずみ」と言います。
 もともと外側の半月板というクッションが幅広い形をしていることがあり、これが何かのはずみで中央で断裂し反転してしまって関節内で挟まるということもあります。こういう幅広い半月板のことを「円板状半月」と言います。
 検査としてはMRI検査が有用です。断裂した半月板が反転してはさまっている場合は、関節内に内視鏡を入れて不要な部分を切除します。片方が円板状半月ですと、反対側も同じタイプであることもあり、スポーツ選手などで痛みがあるようでしたら反対側も評価しておく必要があるかもしれません。
 子供で膝関節に可動域制限が続くことはよくありません。軟骨面を損傷したりすると修復がより困難になります。我慢したり無理にスポーツを続けたりせずに早めに整形外科を受診することをお勧めします。

よくやった日本

 いや~本当に手に汗を握る試合でした。おしかった。本当にチーム一丸となってよくやったと思います。敗戦でしたが感動しました。

 精一杯やった結果なので悔しいですが清々しい感じもします。このまま徹夜してしまいそうなくらい興奮が冷めません。自分も頑張らなくては。そんなやる気をもらえました。

2010年6月25日 (金)

起きてました?

 今日は3時過ぎには起きてしまいました。もちろんサッカー日本戦のために。いや~よかった。ここにきて2発も完璧なフリーキックが決まるとは。日が昇ってくるのを見て、これからの日本もどんどんよくなっていくような明るい気分になりました。
 さて、今日も1日頑張りましょう。

2010年6月23日 (水)

関節リウマチと医療費

 6月も下旬になっていますが、6月はリウマチ月間とされています。関節リウマチは膠原病の中でもっとも頻度の高い疾患で、軽症例を含めるとそれほど稀な病気ではありません。
 関節リウマチは全身の関節に炎症が起こり進行すると関節が破壊されて機能障害を生じてしまう疾患です。最近の研究では発症後早期に関節破壊が進行することがわかってきていますので、関節痛や関節の腫脹が続く場合は早期にしっかりと診断して適切な治療をすることが大切です。
 最近は、治療費の問題でなかなか医療機関を受診しなかったり検査などを控える方が昔より多くなっているような気がします。不況や医療費の一部が個人負担になったことなども影響していると思います。関節リウマチは関節炎以外にも眼や肺など全身的に他の臓器にも影響することがあります。また、治療薬も免疫を調整したり抑制したりする薬が主力なので、活動性を見る以外に他の臓器の検査や副作用のチェックもしなくてはならず検査が多くなることが避けられません。関節リウマチが治る可能性がもっとも高いと評価されている生物学的製剤という薬は1回で数万円の自己負担が必要で、金銭的に余裕があるかどうかで治せるかどうかに差が出てしまっているのが現実ではないでしょうか。政策を決める人たちは金銭的に困っていないのでこういうところの改善はなかなか進まないのでしょうね。
 本当は関節リウマチの治療費にも国の補助が出たらよいのにと思います。初期に受診を控えたり適切な治療ができなかったりすると機能障害が増悪して、より働いたり社会活動を行うことが困難になることがわかっているので、早期に金銭的な心配をせずに適切な治療を国民すべてが受けられるようになってほしいものです。
 生活習慣病やタバコなど自分の努力でリスクを減らせるものと、関節リウマチのように不運にして発症してしまった疾患の自己負担が同じというのは考え直してほしいものです。

2010年6月20日 (日)

プラネタリウム

 今日はプラネタリウムに行ってきました。もう何十年ぶりのことかもしれません。もちろん「はやぶさ物語」を見るためです。久しぶりに行きましたが天井のスクリーンを見上げて星空を眺めるというのはいいものですね。本当は現実の世界でも天の川が見られるとよいのですが。
 はやぶさ物語は地球から出発して星々の間を旅して困難を乗り越えて帰ってきた実話で感動的でした。最後に燃え尽きてしまうところがまた日本人の涙腺を刺激しますね。もっとロングバージョンで観たいと思いました。日本の財政状況にもよるのでしょうが、また次の壮大な旅を実現してほしいものです。

 

2010年6月18日 (金)

滑液包炎

 関節の周囲に滑液包というものがあります。ごく少量の液体が入った、パッドのようなものです。通常はほとんど液体は溜まっておらずぺちゃんこになっています。普段は関節運動をスムーズにするために働いているのだと思います。有名な部位としては肘頭、膝蓋骨前面などにあります。坐骨付近や肩甲骨の上周囲などにもあります。
 この滑液包も時々腫れたり水が溜まったりすることがあります。明らかな原因がない場合と、打撲などの外傷後と、炎症性の病気としての場合があります。赤く腫れない水腫の場合と、発赤や熱感を伴って腫れる場合とがあります。
 水腫の場合は、肘頭なら肘をなるべくつかないとか刺激しないようにしていただき、初めはシップくらいで経過観察するようにしています。一度水が溜まると数週から数ヶ月は収まらないことが多く、どうしても軽快しない場合は炎症止めを内服したり、注射器で水を抜いたり、ステロイドを注入したりもします。
 赤く腫れて痛い場合は炎症性の疾患の可能性が高く、最初から炎症止めを内服した方がよいと思います。痛風のように痛みが激しい場合は最初から注射することもあります。また、
所見によっては採血などして原因を調べる場合もあります。
 関節に水が溜まるとよく言いますが、たまに関節ではなくその近くにある滑液包炎の場合もあります。耳慣れないと思いますが、関節炎と滑液包炎は場所も治療法も全く異なることは知っているとよいかもしれません。

2010年6月15日 (火)

やはり最後まで観てしまいました。

 前半だけ観ようかなと思っていましたが、久しぶりに機能している日本代表に期待して後半も見てしまいました。やはり日本が勝つのは気持ちのよいものです。本当はビールでも飲みながら応援したいところですが、月曜日の夜からそれはきつい歳になってしまいました。
 ぶっつけ本番のスタメンでしたが、やっとフィットした布陣で試合ができていたように思います。やはり故障している選手よりフルに働ける選手を選んだのはよかったのではないでしょうか。よく怪我をしていても無理に早く試合復帰する患者さんがいますが、十分に機能しないでもよいのかどうか。フルパフォーマンスになってから復帰しないとチームに迷惑をかけるということをよく考えるべきだと改めて感じました。
 勤務医をしている同期の男がテレビに映っていたのには笑ってしまいました。本当にスポーツ好きの行動力には恐れ入ります。

2010年6月14日 (月)

はやぶさの帰還

 ついに日本の小惑星探査機はやぶさが帰還しましたね。世界で初めて月以外の天体に着陸して帰ってきたとか、日本で開発されたイオンエンジンとか、本当にJAXAの方々には日本の底力を示していただき本当に感動しました。
 今の日本に一番足りないのはやはり自信でしょう。もしかしたら宇宙技術でも日本が世界トップになり得るのかもしれません。他にも様々な分野で日本には底力があるはずだ。そんな気持ちにさせてくれる快挙でした。

2010年6月 9日 (水)

新政権

 また首相が変わりました。今度こそ現実的な国の運営をしてほしいものです。経済の専門家ではないですが、次の競馬で大穴当てたら一気に借金が返せる!というような景気刺激策で日本の財政を立て直せると考える人がいったいどのくらいいるのでしょうか。と言ってもまじめに返済して完済できるような金額でもないような気もしますが。どうか破綻することは避けてほしいと思います。そのためにはしばらく耐える期間があっても仕方ないような気がします。
 できれば長期安定政権となってほしいと思います。メディアも国の行く末に鑑みて小さな問題でいちいち騒ぐのはいいかげんやめてほしいものです。今の時代、誰が首相をやっても困難なことは間違いないのですから。この国の進むべき道をそろそろ定めてほしいものです。 
 国に何かしてほしいというのではなく、国のために自分は貢献しているのかどうか。考えるべきことです。

2010年6月 3日 (木)

スポーク損傷

 子供を自転車の後部に乗せていて、子供の足が車輪に巻き込まれた場合に受ける損傷を「スポーク損傷」と言います。それほど大したことはないのではないかと思われがちですが、これが意外と重症になる場合があります。
 通常アキレス腱の上の皮膚が挫滅されます。この傷は初め浅く見えても皮膚の深層まで痛んでいることが多く、大きな皮膚欠損創となることもあります。思ったよりも傷の処置が長期化するケースもあり最初に楽観視するには注意が必要です。最近はガーゼではなく様々な創傷被覆剤を用いて治療するのが一般的となっています。その方が痛みも少なく傷の治りも順調です。
 さらに、スポークに挟まれると足関節が捻られ、捻挫のような状態にもなります。傷の処置に注意がいきがちで、足関節自体の損傷が見逃されることもあります。足関節の側方や前方まで腫れていたり内出血があると、下腿遠位の骨折や骨端線損傷(成長線の損傷)も合併している場合があります。レントゲンで明らかに骨折が見られる場合はもちろんですが、成長線部分の損傷では最初はレントゲンで明らかでない場合もあります。疼痛や腫脹の具合で必要であれば副木(シーネ)を用いて固定します。
 子供を自転車の後部に乗せる場合は、足が挟まれないようくれぐれも注意してください。子供に対して「本当にそんなに痛いの?」と訝るおかあさんも時にいますが、かなり痛い外傷です。

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