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2010年6月18日 (金)

滑液包炎

 関節の周囲に滑液包というものがあります。ごく少量の液体が入った、パッドのようなものです。通常はほとんど液体は溜まっておらずぺちゃんこになっています。普段は関節運動をスムーズにするために働いているのだと思います。有名な部位としては肘頭、膝蓋骨前面などにあります。坐骨付近や肩甲骨の上周囲などにもあります。
 この滑液包も時々腫れたり水が溜まったりすることがあります。明らかな原因がない場合と、打撲などの外傷後と、炎症性の病気としての場合があります。赤く腫れない水腫の場合と、発赤や熱感を伴って腫れる場合とがあります。
 水腫の場合は、肘頭なら肘をなるべくつかないとか刺激しないようにしていただき、初めはシップくらいで経過観察するようにしています。一度水が溜まると数週から数ヶ月は収まらないことが多く、どうしても軽快しない場合は炎症止めを内服したり、注射器で水を抜いたり、ステロイドを注入したりもします。
 赤く腫れて痛い場合は炎症性の疾患の可能性が高く、最初から炎症止めを内服した方がよいと思います。痛風のように痛みが激しい場合は最初から注射することもあります。また、
所見によっては採血などして原因を調べる場合もあります。
 関節に水が溜まるとよく言いますが、たまに関節ではなくその近くにある滑液包炎の場合もあります。耳慣れないと思いますが、関節炎と滑液包炎は場所も治療法も全く異なることは知っているとよいかもしれません。

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