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2010年6月23日 (水)

関節リウマチと医療費

 6月も下旬になっていますが、6月はリウマチ月間とされています。関節リウマチは膠原病の中でもっとも頻度の高い疾患で、軽症例を含めるとそれほど稀な病気ではありません。
 関節リウマチは全身の関節に炎症が起こり進行すると関節が破壊されて機能障害を生じてしまう疾患です。最近の研究では発症後早期に関節破壊が進行することがわかってきていますので、関節痛や関節の腫脹が続く場合は早期にしっかりと診断して適切な治療をすることが大切です。
 最近は、治療費の問題でなかなか医療機関を受診しなかったり検査などを控える方が昔より多くなっているような気がします。不況や医療費の一部が個人負担になったことなども影響していると思います。関節リウマチは関節炎以外にも眼や肺など全身的に他の臓器にも影響することがあります。また、治療薬も免疫を調整したり抑制したりする薬が主力なので、活動性を見る以外に他の臓器の検査や副作用のチェックもしなくてはならず検査が多くなることが避けられません。関節リウマチが治る可能性がもっとも高いと評価されている生物学的製剤という薬は1回で数万円の自己負担が必要で、金銭的に余裕があるかどうかで治せるかどうかに差が出てしまっているのが現実ではないでしょうか。政策を決める人たちは金銭的に困っていないのでこういうところの改善はなかなか進まないのでしょうね。
 本当は関節リウマチの治療費にも国の補助が出たらよいのにと思います。初期に受診を控えたり適切な治療ができなかったりすると機能障害が増悪して、より働いたり社会活動を行うことが困難になることがわかっているので、早期に金銭的な心配をせずに適切な治療を国民すべてが受けられるようになってほしいものです。
 生活習慣病やタバコなど自分の努力でリスクを減らせるものと、関節リウマチのように不運にして発症してしまった疾患の自己負担が同じというのは考え直してほしいものです。

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