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2010年6月30日 (水)

円板状半月

 小学生くらいの子供が、スポーツなどで膝を捻ってから膝の曲げ伸ばしができない状態で来院されることがあります。伸ばすのも曲げるのも途中で止まってしまって完全にできません。また無理にしようとしても痛みを生じます。
 こんな場合、膝の中で何かが挟まってしまっていることが考えられます。以前にも膝を痛めたことがあるようですと、損傷した軟骨片がはがれて関節内を漂い、これがひっかかって生じることもあります。これを俗に「関節ねずみ」と言います。
 もともと外側の半月板というクッションが幅広い形をしていることがあり、これが何かのはずみで中央で断裂し反転してしまって関節内で挟まるということもあります。こういう幅広い半月板のことを「円板状半月」と言います。
 検査としてはMRI検査が有用です。断裂した半月板が反転してはさまっている場合は、関節内に内視鏡を入れて不要な部分を切除します。片方が円板状半月ですと、反対側も同じタイプであることもあり、スポーツ選手などで痛みがあるようでしたら反対側も評価しておく必要があるかもしれません。
 子供で膝関節に可動域制限が続くことはよくありません。軟骨面を損傷したりすると修復がより困難になります。我慢したり無理にスポーツを続けたりせずに早めに整形外科を受診することをお勧めします。

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