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2010年8月30日 (月)

夏休みの宿題のため?

8月も30日になりました。子供たちは夏休み終了を直前に控え、宿題に奮闘中なのでしょうか。うちの中学生も追い込みですが、期日に間に合わない可能性大です。小学生の子は宿題量自体が少なく、今回はOKですが。

皮膚科はジンマシン、化膿性疾患(腫れもの)、やけどの救急疾患などを除いてはあまり急を要しない科ではないでしょうか。

みなが忙しくなる4月(入学、入園、新学期、新入社員、職場の異動時期)はわりと空いているような気がします。8月30日、本日は皮膚科は割とすいていました。

皮膚科は学生が多い科(子どもが多い)なのですが、宿題に追われているためかしらと思いました。

そういえば、雨の日の次の日の晴れの日はお洗濯のためでしょうか。朝方は皮膚科はすいていますね。11時以降にどっといらっしゃることもあります。空いている日や時間はみなが何をしているのか、(ひまなこともあり)いろいろ想像して楽しんでいます。

2010年8月27日 (金)

異物刺入

 物を刺してしまって取れないということで来院されることが時々あります。多いのは木片、ガラス片、魚の骨です。刺した日に来院される場合と、時間が経過してから痛みや腫れで来院される場合があります。
 傷口から刺さったものが見えているときはよいのですが、見えないときはまず本当に皮下に残っているのかを判断しなければなりません。魚の骨やガラスはレントゲンでわかることが多いです。木片は写らない場合も多いです。最近は超音波で観察するとより発見できることが多いですが、これも小さいと当て方でよくわからないこともあります。
 木片は残ったままですと、後から化膿して腫れてくることが多いです。逆にガラスでは残っていても化膿せず、痛みのみ訴えることが多いです。小さなガラス片など、手術で切開して探しても見つかりにくいこともあり注意が必要です。数十年前から踵にガラスが残っていて、痛いからなんとか取ってほしいと言われ手術的に切除したこともあります。このときはレントゲンカメラを使いながら注射針で位置を把握してなんとか取り出しました。
 小さな異物を毛抜きで取ろうとすると逆に押し込んでしまうこともあります。無理に粘って深みにはまるよりは来院していただいた方がよいかもしれません。

2010年8月25日 (水)

Face Maker

 こんど、「Face Maker」というドラマがテレビで始まるそうです。何でも、天才整形外科医が顔を変える手術をしてさまざまなドラマが起こるそうです。
 このドラマの告知が整形外科医の間で「またか。」という感じで話題になっています。少なくとも日本の整形外科医は顔を変える手術はしないもので。
整形外科はorthopedic surgeryの訳で、骨関節疾患や脊椎疾患など首から下の運動をする時に働く部分を主に担当する科です。顔の手術を日本で担当しているのは、plastic surgery(形成外科)かcosmetic surgery(美容整形外科)かです。どちらも形成外科の先生が主で、整形外科出身の先生もいますが顔の手術を整形外科医として行うことはしないものです。
 もっとも当院に顔の手術を希望されて来院する方はいないので、一般市民の間ではこの違いはだいたい理解されているようです。テレビや雑誌などのメディアのみがいつまで経ってもこの違いを理解しないのは何故なのでしょうね。実際に病院の整形外科を取材すればすぐわかるものと思うのですが。これだけ医療の問題が取りざたされている中、メディアが医療機関をまともに取材していないことがバレバレです。
 整形外科という名前を変更してはどうかという意見も一部にあることは事実です。「運動器科」などと言ったほうがわかりやすいのかもしれません。もっとわかりやすく言うと「脊椎神経骨関節筋肉科」でしょうか。格好悪くて名乗りたくないですが。

2010年8月23日 (月)

講習会

 昨日は1日専門医のための講習会というのに行ってきました。何も貴重な子供の夏休み中の日曜日にすることはないのに、とも思いましたがまだまだ医師の団体では家庭を顧みないのが普通なので困ったものです。これから女性医師がさらに増えてきたら学会の日程などにも配慮がなされていくのでしょう。
 1日授業を受けるというのはつらいものですね。学会ではそれほどつらいとは思わないのですが総論から入られると、その時点で睡魔に襲われてしまいます。Fliskなどかじり頭痛と戦いながら、何とか知識を再確認してきました。

2010年8月20日 (金)

暑いですが午後の方がすいています。

 最近、午前中の外来は診察でお待たせしてしまい誠に申し訳ありません。みなさん暑いこともあり午前中に受診する方が多く、午前の診察が混雑しています。午後の暑い時間帯は比較的余裕があります(日により、午後でもお待たせしてしまうこともありますが)。歩いて来院される方では日中に長時間歩くと熱中症など心配ですが、車で来院される方ですと午後来院していただけますと幸いです。

2010年8月18日 (水)

富山へ行ってきました

16,17日お盆休みをいただきました。ご迷惑をおかけしました。

お盆は毎年皮膚科真理の実家の富山へいっています。(冬もですが)

富山ではちょうどお盆の時期ですので、魚のつかみ取り大会(無料!)があちこちで開催され、それにいってきました。

おととしも参加したのですが、軍手を持っていかず、準備不足で成果ゼロ。今回はそのリベンジでした。

その甲斐あって、今回はヤマメ・イワナ合わせて17匹!+ウナギ2匹でした。

ウナギは中学生の息子がさばき、背開きにして蒲焼でたべました。(ウナギは頭を釘で板に固定してさばきます。血が目に入ると毒があるそうで、失明するそうです。やりたい人にまかせました)。ヤマメは塩焼きです。これは私真理がさばきました。(内臓とるだけ、簡単でした)

おいしかったです。来年も参加しようと思っています。

2010年8月13日 (金)

最近期待の新薬

 最近、新しい効果の期待される新薬が続けて登場しています。
 帯状疱疹後神経痛のための新薬が使えるようになりました。今まで、帯状疱疹後神経痛はなかなかしっかり抑えることが難しく、従来の薬を内服したりブロック注射をしたりしていましたが治療方法が増えるのは好ましいことと思います。ただ、重くはないのですが副作用の発現頻度はやや多いのと、完全に疼痛を抑えるわけではないので効果をみながら検討していく必要がありそうです。
 不眠症の治療薬でも、今までは睡眠導入剤や安定剤が中心でしたが睡眠リズムを改善する薬が使用できるようになりました。今までのように飲むとすぐ眠くなるわけではなく毎日服用していくと徐々に睡眠しやすくなるという効き方をするようです。これもかなり期待できるように思います。
 糖尿病の薬でも、今までの薬では血糖値が下がりすぎる可能性もあり服薬の管理や調整を慎重にする必要があったのですが、最近低血糖が起こりにくく糖尿病の第一選択薬になり得る薬が登場してきています。
 より効果があり副作用の少ない薬が開発されるのはよいことですね。最近はジェネリックの使用が増えていて開発元としては先行き不安もあることでしょうが頑張ってほしいと思います。整形外科領域では、もう少しすると骨粗しょう症の新しい薬が登場するかもしれません。少し使い方が難しいようですが。

2010年8月11日 (水)

股関節のインピンジメント

 最近股関節外科でホットな話題として、Femoroacetabular impingementという疾患概念があります。日本で正式にどう訳すのか正確には確定していないように思いますが股関節インピンジメント症候群と言うのでしょうか。主に国際的な整形外科系の雑誌には頻繁に登場しています。
 股関節は、ビリヤードの玉のようにツルツルの球状である大腿骨頭と、骨盤側の屋根である臼蓋とがしっかりと組み合って成り立っている関節です。しかし構造上このかみ合わせがよくない方がいます。
 大腿骨頭の球状部分から頚部への移行部が凸状になっていると、深く曲げたときにこの張り出しが臼蓋とぶつかって関節の縁にある関節唇という部分を傷めてしまったりします。臼蓋側は大腿骨頭に対して屋根のようになっているのですが、この部分の体の前側が広いとひさしが当たるように障害になります。
 若い頃から股関節を屈曲すると痛い、ひっかかる感じがする、などの症状がある場合はこの疾患概念に相当する場合があります。疼痛誘発テストや股関節のレントゲンでの構造のチェックをしてみることをお勧めします。もしこの疾患に該当する場合は、無理に股関節の深いストレッチや股関節への負荷が強い競技をすると変形性関節症への進行が早まる恐れがあり注意が必要です。
 治療としてはアメリカなどを中心に内視鏡など低侵襲での手術が行われてきています。大腿骨の凸になった部分を削るとか、関節唇という部分をトリミングするなどの方法です。日本ではまだ積極的に行われてはいませんが、徐々に行われるようになってきています。ただ、長期成績がまだしっかりとは定まっていないものと思われ慎重に相談して行う必要があります。
 将来の変形性関節症を防止するために骨を削るということがどこまで行われていくのか。
積極派、消極派の出方を伺っていく必要があるように思います。

 

2010年8月 8日 (日)

どうなんでしょうね。

 最近、テレビを観ていると疑問を感じるCMが多々あります。笑える方からいくつか挙げてみます。
 昔から続くお茶屋さんの老舗を守る夫婦が登場するCMで。夫の父上が訪ねてきた時にペットボトル入りのお茶を出してはいけないでしょう(笑)。
 まあこれは演出の問題でよいとして、お酒のCMでやたらと昼間に飲酒するのは医師として勧められません。夜のアルコール飲料市場が飽和してきているため業界としては昼間から飲ませたいのでしょうが。アルコールはあくまで運転などする必要のない夜に適量をたしなむのが基本ではないかと思います。
 もっと疑問を感じるのは、殺菌剤の乱用CMです。テーブルやカーテンなど身の回り全てに殺菌成分を散布するのは時代の流れに逆行しています。昔の医療では徹底的に消毒し抗生剤を投与することが一般的でした。しかし耐性菌の出現などもあり現在では消毒薬や抗生剤は最低限のみ使用するようになっています。常在菌をむやみに殺菌してしまったらどんな病原菌が繁殖するかわかりません。自宅の常在菌には免疫を獲得していることも多いでしょう。
 気づかないうちに不適切な習慣を刷り込まれていることが少なくないような気がします。世の中斜めから見た方がよいのかもしれません。

2010年8月 3日 (火)

アウトドア

 夏です。アウトドアの季節ですね。我が家も意外とアウトドア派なので海に山にと出かけています。私が高所恐怖症なので崖のような高山は無理ですが。この時期は山での外傷、ブヨなどの虫さされの来院も多いです。今年は水の事故、山の事故が多く報道されているような気がします。アウトドアは楽しいのと同時に様々な危険と隣り合わせです。自分の力量に合わせた行動をするように気をつけましょう。応急処置などの道具も少しは持参するとよいかもしれません。アレルギー体質の方へのエピペンの処方も一応当院でも準備しています。そこまで持って行くことは普通はないか…。

2010年8月 2日 (月)

あせも

毎日暑い日がつづきます。そうなると、多いのが、あせもであります。

あせもはもちろん子供がよくなりますが、大人も多いです。

意外と中高年の女性にも多く、場所は胸、首、顔です。

更年期になると汗のかく場所が上半身になります。それで、顔、首におきやすいのではないかと考えています。

こまめに汗を濡れたタオルでふく、シャワーを浴びるなどして予防しましょう。

真っ赤になってしまったり、かきむしるようなら受診しましょう。

2010年8月 1日 (日)

明日から通常診療に戻ります。

 明日から通常診療を再開いたします。休診中ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。子供が中学生にもなると、あと何回家族揃って旅行に行けるのだろうかと考えてしまうものですね。リフレッシュさせていただきました。明日からまた頑張ります。

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