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2010年9月 1日 (水)

転移性骨腫瘍

 整形外科の診療所で診断する病気で最も重い疾患のひとつはやはり腫瘍です。骨自体の腫瘍よりも圧倒的に他の臓器から転移した骨腫瘍が多いです。
 骨腫瘍だからといって、特別な症状を呈することは多くありません。大抵は腰痛、関節痛など一般的な症状です。しかし何か普通の疼痛と印象が違う、ということはあります。これはもう勘でしかないのですが。
 安静時痛や夜間痛がないか、徐々に増悪していないか、内科的な症状や体重減少がないか、などなどお聞きするのは腫瘍性疾患を見逃さないためです。それでも最初はわからないこともあります。腰痛などは最初から全例MRIを行えると安心なのですが。そんなことをしては自己負担も国の医療費も大変なことになってしまいます。
 疼痛が軽減しない、繰り返すなどの場合レントゲンで再検査したりMRIや採血などの検査を追加した方が安全です。一応目安として疼痛などの症状が3ヶ月を超えたら精査することをお勧めします。
 転移性骨腫瘍は診療所で治療することは難しく、専門病院への紹介となります。最近は化学療法や放射線治療、ホルモン療法などが進歩してきており転移であってもコントロールできることもあります。紹介する側としては何とか治療効果が出て安定することを願うしかできないのはつらいですが、前向きに希望を持って日々過ごされることを祈っております。

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