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2010年12月20日 (月)

帯状疱疹

年末年始は忙しいですね。つい無理をしたり、ストレスや疲れがたまりやすい時期です。

こんな時期に帯状疱疹はよくでます。帯状疱疹は一生に1回(しかし最近では2,3回の方もすくなくありませんが)といわれています。出た時は初めての場合がほとんどです。そのため、診断されるまでに時間がかかることがあります。

痛みが先にでることが多く、その後1週間弱で発疹が痛みの範囲のどこかにでます。

水ぼうそうのウィルスが体の中にひそんでいて(神経節)、その神経支配の場所に痛みと発疹が出る病気です。頭部、顔面、体、手、足、どこでもでます。ただし、半身にでます。(どちらか片方のみです)

患者さんは行く先が最初はわかりません。痛みがさきですので、頭に出た場合は、脳外科にいったり、胸(とくに左胸)の場合は循環器にかかったりもしてしまいます。

または整形外科の場合もあります。その後発疹がでるのですが、湿布などや、ピップエレキバンなどをしていて、それでかぶれたと思いこみ様子を見てしまう方もいます。

帯状疱疹の特効薬の抗ウィルス剤は早めに服薬した方が効き目がいいといわれています。

変なしびれるような痛みが半身のどこかにでて、その後に発疹がでたらすぐに皮膚科を受診してください。

1か月は痛むことが普通ですが、最近では特効薬の抗ウィルス剤服薬終了後に帯状疱疹後神経痛によくきく飲み薬も発売されています。

急性期はとにかくなによりも安静にすることが最も重要ですが。

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