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2011年2月 3日 (木)

高齢者の肺炎

 毎年この季節になると、整形外科でも高齢な方の肺炎を診断します。肺炎というと、咳や痰がひどく、発熱して重篤感が漂うのが一般的ですが、咳も痰もなく熱発もなくただ単にだるいというような症状であることが少なくありません。念のため胸部レントゲンを撮ってみると肺の一部が広範囲に白くなっていて診断できるということがあります。
 高齢になると免疫系が働きにくくなるため感染に対抗する反応が低下してしまうのが原因です。体力の低下した方が、元気がなくなったとかだるそうにしているといった場合は肺炎も含めて生命に関わる疾患の可能性も疑ってみる必要があるかもしれません。
 診断した後は、安全に対応する場合は入院して抗生剤の点滴を行うのがベストかと思います。しかし高齢な方の場合、できるだけ自宅で過ごしたいとか救急救命処置を望まないといった場合もあります。呼吸状態、全身状態を鑑みてよく相談の上、外来や自宅で抗生物質の点滴をしたり内服で経過を診るということも検討する必要があります。
 この4月から65歳以上の方に対する肺炎球菌ワクチンに町田市から4000円助成されることになりました。肺炎というと古典的な疾患ですが、永遠に要注意疾患であるのは間違いありません。

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