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2011年2月 2日 (水)

痛みは完全に抑えるべきか

 痛みというのは本当につらい症状です。できるだけすぐに取りたいものです。日本でも新しい系統の鎮痛剤や麻薬系鎮痛剤を使用できるようになり、これから今まで以上に疼痛を緩和することができるようになっていきそうです。
 一方痛みというのは有害なことに対する人体からの信号の一つという側面があります。痛い部位は安静にしろという体からのメッセージと取ることもできます。骨折した足は歩くと痛みます。そのまま歩き続けると骨折部がずれたりうまく癒合しなかったりするかもしれません。スポーツ選手の腰痛は分離症の前兆かもしれません。そのまま無理にプレーを続けると将来分離すべり症となりスポーツ選手となることを断念せざるを得なくなるかもしれません。脊椎の圧迫骨折でも、最初は骨がほとんど潰れていなくても数ヶ月で次第に潰れてくることがあります。もし早期に疼痛をなくしてしまって普通に家事や仕事をしたら脊椎の圧壊がよりひどくなってしまうでしょう。
 シャルコー関節という病態があります。神経障害などで痛みを感じない関節はどんどん破壊されていきます。有害事象があるのに痛みがないというのは一種の病的な状態でもあるのです。
 一番よいのは根治的な治療で疼痛をなくすことです。しかしそれが困難な場合も多々あります。その場合、その疼痛がどういう意味の痛みなのか。よく考えてみないといけません。

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