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2011年4月23日 (土)

ブロック注射

 神経痛の治療のひとつとしてブロック注射があります。内服などで経過を診ても疼痛が軽減してこない場合、また初診時でも疼痛が強い場合には相談の上行うことがあります。脊椎由来の疼痛に対して硬膜外ブロック、神経根ブロック、仙骨ブロックなど。末梢神経由来の疼痛に対する神経ブロック、局所の疼痛に対するトリガーポイントブロックなどがあります。
 持続硬膜外ブロックやX線カメラを用いて行う神経根ブロックは病院に依頼しています。当院の外来では主に仙骨ブロック、神経ブロック、トリガーポイントブロックを行っています。重要なのは根本的な治療ではないということで、疼痛が強く苦痛が強い場合などに限定して行っています。また、特に仙骨ブロックや坐骨神経ブロックでは効きすぎるとしばらく足の力が抜けてしまう場合があるので30分程度休んでから帰宅する必要が生じることもあります。
 最近は神経ブロックに超音波を使用することもあります。従来は神経の走行を解剖学的に考えて場所に対して行っていたのですが超音波を使用すると神経が直視できるのでより効果的に安全に行うことができます。ただ、神経周囲に集中しすぎると力が抜けてしまう確率も上昇するのでそのバランスは難しいところです。なので、当院では教科書的な麻酔薬の濃度よりやや薄めて使用しています。その方が効果はあるけれど力の抜ける頻度を低下させることができます。
 大切なのは、ブロックに固執しないことかと思います。内服や理学療法と組み合わせて検討すること、無理であれば手術もしっかり検討すること。有効な治療のひとつとして相談させていただきたいと思います。

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