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2011年6月21日 (火)

変形性股関節症

 年齢とともに関節軟骨がすり減り骨が変形してくることがあります。個人差が大きく、膝関節が最も多い疾患ですが、股関節もすり減ってくることが多いです。最近、股関節の形状により進行しやすい場合もあり
注意が必要です。
 症状としては股関節周囲から大腿、膝近くまで痛みがひびく場合があります。放散痛が強い時は腰椎からの神経症状などの鑑別も必要です。歩行時など動いた時に痛みが主ですが、増悪すると安静時や夜間痛を生じることもあります。
 診断ではレントゲンでの関節の間の狭さと、骨盤側の屋根部分のかぶりの狭さ、骨自体の空洞状変化の有無などによって重症度を判定します。
 治療としては早期では疼痛時の安静と、股関節外側の筋力訓練、ストレッチ等の運動療法、鎮痛剤の内服などが主になります。痛みが強いときは杖の仕様でだいぶ楽という方もいますが、杖は嫌という方も少なくありません。残念ながら股関節にはヒアルロン酸注射の適応はなく、悪化した場合は根治的には人工関節置換術を行うのが一般的です。最近の人工関節はかなり安定した成績となっているので、杖歩行でも移動が困難であったりする場合は積極的に手術を検討するとよいと思います。
 人工関節の手術は数多くしている病院がやはり成績も安定しているので、少し遠くても専門病院に紹介したりしています。
 

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