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2011年8月30日 (火)

頭部打撲

 転倒して頭をぶつけて大丈夫かどうかと受診される方は少なくありません。子供か高齢者の場合が多いのですが、意識がしっかりしている方の頭部打撲をどこまで調べるかはいろいろ議論のあるところです。
 心配な方はすぐにCTやMRIを撮ってくださいと訴えられます。もちろん意識障害や脳神経症状があれば緊急で行うべきですが、主な所見がたんこぶのみである症例で精密検査を行うべきかどうか、よく考える必要があります。欧米などに比べて日本のCT普及率は著しく高く、日本は放射線を用いた検査をしすぎているのではないかという話もあります。また、欧米のように専門医への受診が制限されている場合、かかりつけ医に精密検査を依頼してもなかなか精査はしてもらえません。
 現状、日本で患者さんが精密検査を希望した場合なかなか断ることはできないと思います。万が一にもCTやMRIで所見があると、最初に精査しなかったのは問題だとして訴えられるかもしれないからです。難しい時代になったものです。
 CT検査というのは被曝を伴うということ、また国の医療費の観点からも高価な検査であるということは考慮していただけますと幸いです。
 もちろん受傷後しばらくしてからの慢性硬膜下血腫も注意が必要ですが。

ホームページのアドレスの修正

2日前に書いたホームページのアドレスが間違っていました。正しくはhttp://www.ab.auone-net.jp/~masuko.c/です。申し訳ございませんでした。

2日前のホームページアドレスも念のため修正してあります。

2011年8月29日 (月)

蜂の巣

 診療所の屋上にアシナガバチの巣ができていました。気づかないうちにかなり大きくなっていました。夜にバズーカタイプの殺虫剤で駆除しました。最近の殺虫剤はすごいですね。
 昔真光寺川の周りが田んぼだったとき、知らないおじさんが発煙筒で地蜂の巣をあぶり出しているのを見たことがありました。蜂の子を取って食べるとか言っていて子供ながらに衝撃を受けたのを覚えています。
鶴川にもそんな時代もあったのですね。コンクリートのビルに巣をつくらないとならない蜂が少し可哀想にも思いました。
 夏の終わりは新しい巣が作られる時期らしく、蜂に刺された方の皮膚科受診も増えています。草刈りや林の散策などの時には注意するようにしてください。

2011年8月28日 (日)

新しいホームページ開設しました

 ホームページをリニューアルします。アップルのiwebが使えなくなってしまうとは…。初めて買ったコンピューターがマックで、以来使いやすくてマック好きでしたが、あっさりとサービスを終了してしまうのはちょっと納得しかねる感じがします。 アップルも会社が大きくなりすぎて末端のユーザーの気持ちがわからなくなってしまったのでしょうか。今後下記のサイトを増子整形外科まり皮フ科のホームページとして登録お願いいたします。 http://www.ab.auone-net.jp/~masuko.c/

2011年8月26日 (金)

首相の辞任

 ついに総理が辞任することになりました。しかしここまでメディアも身内の党内も非難一辺倒だった総理大臣は他にいないでしょうね。民主党議員は自分達で選んだリーダーをよくここまでこき下ろせたものです。メディアは常識的には良悪を客観的に報道するべきものですが、ここまで批判ばかりだとやはりどこからか圧力があるのかなと疑いたくなります。
 次の総理を選ぶ選挙も旧態依然の組織選挙のようです。かといって自民党政権に戻すのも、せっかく文明開化したのに江戸幕府に戻すような今更感があります。いっそ全ての政党を解体して政治理念の近い人同士で再編成してほしいものです。

2011年8月25日 (木)

偽痛風

 急に関節が腫れて痛む病気としては痛風が有名ですが、似て非なる病気が他にもあります。その名も偽痛風というのですが、関節炎を起こす結晶の種類が違います。痛風は尿酸結晶ですが、偽痛風は主にピロリン酸カルシウム結晶です。尿酸結晶はレントゲンには写りませんが、ピロリン酸カルシウムは関節軟骨などに白く沈着しているのがよくわかります。
 痛風発作では足の親指の根元の関節が有名ですが、偽痛風の場合は膝関節や足関節で起こることが多いです。もちろん痛風も偽痛風も手関節や他の関節に起こることもあります。痛風に比べると高齢者に起こることが多いです。
 偽痛風は赤く腫れることがあり、感染性関節炎との鑑別に悩ましいこともあります。もし化膿性の関節炎であれば入院をして切開排膿したり抗生剤を点滴したりする必要があります。反対に偽痛風には消炎鎮痛剤がよく効きます。こればかりは関節を診た時の印象が一番確実なのかもしれません。所見により採血をしたり注射器で関節液を抜いて確認することもあります。
 また、偽痛風は時に慢性に経過したり繰り返すことがあります。この場合は関節リウマチなどとの鑑別が必要です。リウマチ反応陰性の関節炎が持続している場合、原因の一つに考える必要があります。

2011年8月23日 (火)

校庭で映画

 今日は小学校の映画鑑賞会でした。校庭にシートを敷いて、空を仰ぎながら映画を観るのは気持ちのよいものです。何か懐かしい感じがしました。昔はスクリーンがすごく大きかったような印象がありますが、今観ると小さい感じがするのは気のせいでしょうか。
 これで天の川とか見えたらさぞや感動的でしょうね。いつかまた天の川の見える空を取り戻してほしいものです。

2011年8月22日 (月)

夏休みの宿題

 夏休みの宿題を夏休みに入ってすぐにする子と終わる前に慌ててする子がいますね。夏休みもあと2週間を切りました。うちでも早くやりなさいと日々子供達が言われています。
 9月の講演会のスライドを作らないといけないのですが、どうも本腰が入りません。昔から宿題はギリギリする派だったもので…。子供ともども来週はたいへんそうです。

2011年8月18日 (木)

いつも通り

 今日から診療を再開いたしました。午前中の診療が大変混雑してしまい、お待たせして申し訳ありませんでした。暑いうちは午後の方が余裕があります。午後は日差しが強くて来院するのが大変ですがあまりお待たせしないで診察できますのでお勧めです。
 昨日まではいつも通りの夏を過ごしました。今年ほど「いつも通り」ということがいかに幸せかを感じる年はないように思います。堤防から地元の子供達が何回も海へ飛び込む様子を見ながら釣りをしていて、しみじみ平和に過ぎる日々に感謝したい気持ちでした。
 今もいつも通りに過ごせないでいる方々がたくさんいます。以前と同じには戻れないのかもしれませんが、「いつも通り」の日常が取り戻せる日が早く来ることを祈るばかりです。

2011年8月13日 (土)

仙腸関節炎

 慢性の腰痛の方で通常の治療で治まってこない場合、仙腸関節炎という病気も疑ってみた方がよいかもしれません。仙腸関節は骨盤と腰椎の間にある関節で、出産前後の女性ではやや緩むことがあるようですが、通常はほとんど可動性はありません。
 こわばるような腰痛が慢性的にあったり、朝方に疼痛が強かったり、あぐらなど骨盤の動きを伴うと疼痛が誘発されたりする場合、腰椎ではなく仙腸関節由来の疼痛かもしれません。腰痛の診察時にはなるべく仙腸関節に圧痛や運動痛がないかなど確認するようにはしています。
 仙腸関節は発症早期にはレントゲンでは変化が見られないことが多いです。進行すると周囲の骨が硬化してきたり関節裂隙が狭くなったりします。初期の変化にはMRIが有効と言われています。また、採血して炎症反応が上昇したり血沈が亢進している場合があります。
 合併疾患としては、強直性脊椎炎や膠原病などを検討する必要があります。治療としては消炎鎮痛剤や場合により抗リウマチ薬などの使用を検討します。骨盤部分を安定させるコルセットや、運動療法も有効な場合があります。手術としては関節固定術を行うこともありますが、適応はかなり少ないです。
 仙腸関節の疾患は念頭にないと見逃すことが少なくないため、複数の医療機関を受診されている方も少なくありません。また、民間療法のみで経過観察されていることもあります。もし強直性脊椎炎による仙腸関節炎であった場合などには適切な医学的治療により長期的な経過がかなり改善されますので一度精査を行うことをお勧めします。

2011年8月12日 (金)

四肢のリンパ節腫脹

 リンパ節というのは免疫系の活動する場所で、頚部やソケイ部、腋の下のリンパ節が腫れることはよくあります。
 四肢のリンパ節が腫れることもあります。上腕の途中で腫れた場合などは他の皮下腫瘍との鑑別診断が難しいこともあります。時には皮下腫瘍ということで手術的に切除され、病理検査でリンパ節と診断されることもあります。最近は超音波検査でガングリオンや神経腫などと鑑別できることが多く、切除して判明することは少なくなっています。ペットを飼っている方などでは「ネコ引っ掻き病」というものもあります。この病気では実際にひっかかれた後数週経過してからリンパ節が腫れることもあり注意が必要です。
 リンパ節の腫脹は感染症のことが多いですが、悪性腫瘍のことも稀にはあります。皮下の腫瘤も持続するようでしたら一度しっかり診断することをお勧めします。

2011年8月10日 (水)

今日がピーク?

 今日の電力予想は94〜95%となっていますね。今日がピークなのでしょうか。より一層、節電をがんばらないといけませんね。
 それにしても、テレビというのは呑気ですね。ピークカットのためにも、球児や応援団の熱中症予防のためにも高校野球はお昼休みを取ればいいのに。

2011年8月 8日 (月)

ケトプロフェン外用薬による光接触皮膚炎

 また今日も湿布による光接触皮膚炎の方が当院皮膚科に来院されました。7月末にケトプロフェン含有湿布を使用してこの週末に日焼けしたところ、湿布部位に発赤を中心とした皮膚炎を生じ今日来院されました。皮膚科医が聞くまで、湿布をしていたことを忘れていたくらい湿布の使用と皮膚炎の発症の間に時間が経っていました。
 ケトプロフェン含有湿布は整形外科的には消炎・鎮痛剤がしっかりしているので、日本国内の整形外科・内科などから最も処方される湿布なのですが、皮膚科医が副作用を多数診ている関係で当院では第一選択にはしていません。
 ケトプロフェン含有湿布の使用中は日光に当てないようにすること、湿布の使用後1ヶ月程度は皮膚に薬剤が残存しているため使用を終了した後もしばらく日光に当てないことは注意していただけますと幸いです。特に注意が必要なのは、おじいちゃんやおばあちゃんが処方された湿布を孫に使用させるというのは決して行わないようにしてください。子供で日焼けしないようにするのはほとんど現実的ではありませんので。

2011年8月 5日 (金)

若い方の心筋梗塞

 30歳代で心筋梗塞で亡くなるというのは本当に悲しいことです。しっかり循環器のチェックも受けていて直前まで元気だった方が急に倒れるというのは想像すらできない事態ですが、以前から時々有名なスポーツ選手でも起こることがあり報道されていますね。
 最近の心電図ではブルガダ症候群という心臓発作を起こしやすい疾患の自動解析もできるようになっており検診によりかなり心臓発作を予防できるようにはなっているようですが、それでも昔より若い方の心筋梗塞は増えているようです。
 AEDもだんだん普及してきていますが、スポーツの現場などにはよりいっそう普及する必要があるのだろうと思います。これからはスポーツ活動などでは必携となってくるのかもしれません。ネットで検索するとアメリカのサイトだと日本の半額から1/3くらいの値段で買えるのが少し腹立たしく思います。この内外価格差をどうにかするか、医療機器も欧米から直接購入できるようにしてほしいものです。
 当院にも1台置いていますが幸い実働したことはありません。せっかく持っているので、週末も車に乗せておこうかどうか。少し迷っています。

2011年8月 4日 (木)

9/10市民公開講座

 9月にまた健康教室のようなものを担当させていただくこととなりました。今回のテーマは災害時の医療ということで、外傷に対するとりあえずの対応について話そうと思います。
 今回の大震災では町田でも医療が大混乱に陥りました。電車が止まり、道路も大混雑で交通網は完全に麻痺しました。怪我をしても基幹病院に行くことが困難になったのです。病院側でも、停電になった上に救急搬送が相次ぎ完全に対応能力を越えてしまいました。
 もし今度関東地区に大震災が起こったら、現在の体制では医療は正直頼りにならないかもしれません。可能な範囲で個人で初期対応を行うように今から準備しておくことは非常に大切だと思います。
 切り傷、捻挫などの身近な怪我から脱臼や骨折を生じたときに医療機関に到達するまでにまずどうするとよいかなど、話したいと思います。
 

2011年8月 1日 (月)

夏期休業

 昨日まで夏期休業をさせていただきました。毎年夏と冬に半年間を振り返るのですが、今年ほど半年前と世の中が変わってしまった年は初めてです。考え方がシフトして、損得勘定より本来正しい方向性はどちらか考える風潮があるのは望ましいことではないかと思います。また、ある意味もうやるしかないという開き直りが芽生えてきているようにも思います。
 今年の後半には明るいニュースが続いてくれることを期待したいものです。

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