けむし皮膚炎
昼間はまだまだ暑い日もありますが、朝夕は過ごしやすく、秋の気配も感じられる日々になりました。
実はこのころは毛虫の発生する時期でもあるのです。最近ちらほらと毛虫皮膚炎になって受診する患者さんがいらっしゃるようになりました。
チャドクガという毒蛾の毛により起こる皮膚炎でかゆみの強い赤いぶつぶつした発疹がでます。細い毛で、薄い洋服だと毛が貫通して洋服を着ている部分にもでます。
草むらや茂みに入ったり、散歩、草むしりなどで知らないうちに起きることもしばしばです。強い風が吹いていると毛虫の毛が飛んで近くを通っただけでも起こります。
次の日ぐらいにかゆみがひどくなり、受診する方が多いです。
サザンカや椿の木につくので、この頃は注意が必要です。やはり近寄らないことです。毛虫を発見して退治しようとすると、絶対にやられてしまいます。
もしなったら、我慢せずに受診しましょう。かなり強力なステロイドをぬらないとおさまりが悪いことが多いです。
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