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2011年10月20日 (木)

骨粗鬆症の生存率

 昨晩は骨粗鬆症についての講習会に行ってきました。今年も骨粗鬆症には新しい薬が登場し、この分野も日進月歩です。北欧などでは骨粗鬆症による骨折は治療の進歩によって減少傾向に転じているそうですが、日本ではまだまだ増え続けています。欧米に比べて骨粗鬆症の治療をきちんと受けていない方が多いのも一因となっています。
 生存率というと一般的には癌患者さんなどで使用される数値だと思います。最近は治療が進歩してきて癌になっても早期であればかなり高い生存率が期待されます。
 研究では、骨粗鬆症についても生存率が計算されています。骨粗鬆症による骨折は寝たきりの原因となってしまうことも少なくありません。これとは別に、骨粗鬆症の方では心疾患や糖尿病など内科的な疾患の合併する可能性も高いことがわかっています。そのため、骨粗鬆症の方の生命予後は骨粗鬆症でない方に比べると低いという研究結果が出ています。生存率でいうと、骨粗鬆症と診断されてから10年生存率で約60%程度です。この値は早期胃がんより低いものと思います。
 高血圧や高脂血症などの治療はきちんとされる方が多いですが、骨粗鬆症は数値などの指標がなかなか目に見えないためしっかりした治療の続かない方が少なくないのが現状です。
 高齢になってからのQOLを考えたとき、骨粗鬆症はかなり重要な疾患となることは間違いありません。

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