地域連携パス
地域連携パスの合同会議に参加してきました。地域連携パスというのは、脳梗塞などになった方が最初急性期病院に入院し、その後リハビリテーション病院に転院、自宅退院した後に診療所でリハビリテーションをするといった場合に情報を連携して計画的に治療する仕組みです。
当地域は南多摩保険医療圏というところに入っています。脳血管疾患の他に大腿骨頚部骨折の連携パスもあります。この連携に入ると連携用の書類が増え、患者さんへの加算も増えてしまうのでどちらかというと乗り気ではありませんでした。きちんとした詳細な診療情報提供書を送り時々病診連携の会などで直接会って情報交換をすればよいのではないかとも思います。しかし、この連携パスに入らないと連携してもらえなくなるのではないかという不安にはかられます。まるでブロック経済のような雰囲気ですね。
連携上当院の役割は在宅で維持期となった方の治療やリハビリテーションです。安定期の高血圧の治療やワーファリンなどの処方、通院でのリハ、通所でのリハ、訪問リハに対応しています。
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