アリとキリギリスの現代的解釈
アリとキリギリスを、キリギリスの立場から解釈してみるとどうなるでしょうか。
夏の間、みんなでワイワイ外で騒いで遊んでいろいろ買い物して経済活動をがんばっているのに、なんでアリさんたちはまじめに働いてお金とか食料とかを自分たちの巣にため込んでいるんだ。もっとお金を使って物を買って経済活動の役に立つべきではないか。
秋になってそろそろキリギリス家の財政が怪しくなってくると、何とかアリさん達の
資金や食料を外に放出させなければならないけれどどうしよう。
そうだ、TPPというおいしそうなエサをあげれば、きっと飛びついてくるぞ。
今後は、コツコツ貯め込まないでどんどん消費する社会にしてやればいいのだ。
と現代経済学的には解釈されるのでしょうね。
TPPになったら実際は輸出産業vs農業ではなく、日本の制度vsアメリカの制度
になることでしょう。BSEが怖くたってアメリカ牛肉は全面輸入となるでしょう。
医療制度としては皆保険は解体され混合診療になり、アメリカ型の医療となっていく
でしょう。格差万歳と、お茶会でもしてお祝いしますか。
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