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2011年10月 5日 (水)

肺年齢

 先日COPDの講習会に参加してきました。COPDというのは日本名で閉塞性肺疾患という病気で、多くはタバコによる肺障害です。最初は咳や痰が主症状ですが徐々に息切れが生じ、最終的には「陸上で窒息する。」と形容される呼吸困難になります。
 最近は和田アキ子さんのテレビCMで知っている人もいるかもしれません。講習会のDVDには歌丸師匠が登場していました。愛煙家にとっては自分で選んだ道なのかもしれませんが、かなり過酷な生活が待っているのは覚悟しないといけないかもしれません。
 呼吸機能を測定するにはスパイロメーターという物を使います。当院でも必要な方には測定していただいていますが、測定方法がやや大変です。そこで、一息思い切り吐き出すことによりだいたいの呼吸機能を測定する簡易検査があります。それを「ハイチェッカー」というのだそうで、講習会で実際にやってみました。操作自体は簡単ですぐに行えそうです。
 この機械を使うと、自分の肺年齢が表示されます。私は64歳でした…。タバコを吸うせいではなく、もう40年弱のぜんそく持ちなので仕方がないかなとは思いましたがさすがにちょっとショックでした。医者の不養生ではいけませんね。きちんと吸入薬を使おうと思いました。できれば60歳代を維持したいものです。
 呼吸器内科の友人に話したところ、COPDで通院している患者さんだとすぐに90歳代と表示されてしまうよとのことです。簡単なので当院でも導入しようかと検討しています。特に40歳以上の喫煙者の方は一度肺年齢を調べてみることをお勧めします。

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