子供は正直
子供が手や足を怪我して痛がっていても、出血や腫脹があまりない場合は本当に痛いのかどうか疑わしいこともあります。。怪我をした日はそのまま様子を見て、翌日や数日後に痛みがとれないということで来院されることもよくあります。子供が手をよく動かさなかったり、足を引きずっていても診察室で「ほんとに痛いの?」と子供に聞く方もいたりします。
そんな時には実際は骨折していたり明らかな外傷のあることが少なくありません。もちろん心理的な要因しか見当たらないこともありますが、そういう場合は頭痛や腰痛などのことが多く、四肢に症状を生じることは比較的少ないものです。
子供は正直なものです。痛いところは使わない、痛くなければ自然に遊びの中で使うものです。本当に痛いのかどうか、遊んでいる様子を何気なく観察してあげてください。
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