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2011年11月11日 (金)

TFCC損傷

 手をついて転倒したりスポーツで捻った後、手関節の小指側が痛くてなかなか治らない場合、TFCC損傷かもしれません。日本語でいうと、三角線維靭帯複合体損傷という長い名前なのでカルテにもTFCC損傷と記載しています。手関節の小指側には膝関節の半月板のようなクッションがあり、それを支えるように靭帯が張り巡らされてハンモック状態となっています。
 この一部が損傷すると、なかなか治りにくいものです。特に手関節を回旋したときに痛みを生じます。そのまま放置していると治らないで、後遺障害のようになってしまうこともあります。
 治療としては受傷初期には副木で固定します。手関節が回旋してしまうと治りづらいので肘関節までU字型サンドイッチ状に固定するのが確実です。ただ、肘まで固定すると日常生活動作が困難なので、軽症の方では手関節のみを固定することもあります。
 収まるのには意外と時間がかかり、1ヶ月から3ヶ月くらい固定を要することもあります。それでも改善しない場合はMRIなどの精密検査を行い、手術を行うこともあります。手術では損傷部位により修復術となることと、部分切除術となることがあります。最近では関節鏡にて手術を行うことが多くなっています。
 手関節の捻挫と思っている方が多いのですが、受傷時の固定方法が勝負となることも少なくありません。特に手関節の小指側に痛みが生じたときはすぐに整形外科を受診することをお勧めします。

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