2011
最近の年末は雪国で1年を振り返るのが習慣になってます。私自身は東京生まれなのですが、故郷があるというのはすばらしいことです。今年は本当に特別な年でした。3.11震災後、街の灯が消えてランタンで過ごした日は一生忘れられないでしょう。東北にボランティアに行った時に見た光景も忘れてはならないものでした。
あれからアラブの春、ユーロ危機、99%。世界が混乱期に入ったことは間違いのないことでしょう。そんな中で、日本はどうなのでしょうか。あれだけのことがあったのに自分で動くことができないことをもどかしく思います。
やはり民主主義国ではひとりひとりがこの国の主です。他の人のせいにはできない立場にあることは間違いありません。昭和生まれの人間は、このままいくと子孫に莫大な負債と高レベル放射性廃棄物と縮小社会を遺していくことになります。いずれも今のままではいかんものと思います。
今年ほど紅白の歌が泣ける年もない気がしています。日本はきっと立ち直るでしょう。そのために自分が何をできるのか考えながら今年を暮れたいと思います。
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