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2011年12月31日 (土)

2011

 最近の年末は雪国で1年を振り返るのが習慣になってます。私自身は東京生まれなのですが、故郷があるというのはすばらしいことです。今年は本当に特別な年でした。3.11震災後、街の灯が消えてランタンで過ごした日は一生忘れられないでしょう。東北にボランティアに行った時に見た光景も忘れてはならないものでした。

 あれからアラブの春、ユーロ危機、99%。世界が混乱期に入ったことは間違いのないことでしょう。そんな中で、日本はどうなのでしょうか。あれだけのことがあったのに自分で動くことができないことをもどかしく思います。

 やはり民主主義国ではひとりひとりがこの国の主です。他の人のせいにはできない立場にあることは間違いありません。昭和生まれの人間は、このままいくと子孫に莫大な負債と高レベル放射性廃棄物と縮小社会を遺していくことになります。いずれも今のままではいかんものと思います。

 今年ほど紅白の歌が泣ける年もない気がしています。日本はきっと立ち直るでしょう。そのために自分が何をできるのか考えながら今年を暮れたいと思います。

富山にきました

真理の実家の富山にやってきました。

MAXときにのってトンネルを抜けると越後湯沢。1面の銀世界に子供たちの歓声。

富山につくととけ残りの雪が10センチから20センチ程度でした。すこしがっかりな大人でしたが、子供たちは大喜び。変える方向とは違う方向へ一目散でした。見ればすこし雪がつもっていたところでした。硬くなった雪を踏んで楽しんでいました。

毎年年末富山で過ごしますが、以前より雪の日が多くなってきた感じがします。

5-10年前は年末も雨や時雨で雪が積もっていなかったときもあったような気がしますが。

雪が積もっていると、大人の私でもわくわくしてしまいます。子供の頃の思い出がよみがえります。

2011年12月29日 (木)

日本人はきれい好き

以前にも書いたことがありますが、体の洗い方の話です。

洗いすぎるとかゆくなることは割と皆さんご存じのようですが、実際に聞いてみると、なかなか洗うのをやめられない方は大勢いらっしゃいます。

冬場はせっけんを使わずに手だけで(タオルも使わず)洗ってくださいなんていうと・・・

洗わないなんてとんでもない。すっきりしない。

なんて答えがよくかえってきます。受け入れてもらえないのです。しかし・・

人間には天然の保湿成分があり、それを洗い流すのはもったいない。また、もともと皮膚についている、常在細菌は害を及ぼすばい菌から守っているのですが、洗いすぎると(たとえば殺菌効果のある石けんなどで)その常在細菌のバリアーも壊してかえって悪いばい菌が増えるのです。

また、ナイロンタオルなどに至っては表面を傷付け、その部分から(多くは産毛のはえてきる毛のうがおおいのですが)毛のう炎をおこすこともあるのです。

口腔内でも同じことがいえるかもしれません。以前、口腔内を過剰に殺菌している方がいたのですが、普通の人には生えないカンジダというカビが生えた方がいました。

水だけでブラッシングをしてもらい、口腔内の正常な細菌(乳酸菌)のタブレットで軽快した方がいらっしゃいます。

過ぎたるは及ばざるがごとし。私はいつも口を酸っぱくしていっています。

日本人はお湯だけであらっていても、基本的に毎日入浴しているので十分きれいなのでしょう。

もちろん、膿か疹や二次感染を起こしたような傷などは石けんであらってもらうのですが、普段はひつようないのではないでしょうか。

2011年12月28日 (水)

年内の診察は明日正午までです。

 今年の診察もあと半日になりました。明日は午前にて終診ですのでお早めに受診をお願いいたします。整形外科は寒くなってから比較的朝1番の診察が空いています。10時を過ぎる頃に一斉に受け付けをされるため、10時から11時頃にお待たせすることが多いです(日による変動が大きいですが。)皮膚科、内科は予約優先性のため比較的バラバラに来院されるのですが、整形外科はどうしても外傷、処置が入ると予約がうまく機能しないため、予約制にしておりません。今後の課題として診察の混雑はなんとかしたいとは思っています。

2011年12月27日 (火)

来年度予算

 来年度予算案が決まったようですね。また国の借金を膨らますようです。チキンレースでさらにアクセルを踏み込んでいるような感じがします。マニフェストも全壊したようですし、いったいどうなっていくことやら。経済の専門家でも意見がバラバラなのですから、これからどうなっていくのか予測できない世の中ですね。
 自分をしっかり持って発信していかないといけないのかもしれません。
 

2011年12月24日 (土)

クリスマス

 今日はクリスマスイブですね。世の中3連休で出かける方もいるでしょうから今日は混雑しないと思っていたのですが、皮膚科を中心に大変混雑してしまい申し訳ありません。年末にかけて11月くらいから年明けまでの長期処方をしてきましたが、冬季休業に備えてお薬がきちんとあるかどうか一応ご確認をお願いいたします。
 今年のクリスマスはやはり少し気持ちが浮かない気がします。イルミネーションを見ても、何か違うと複雑な気持ちです。ヒラメ釣りにもホソにタナゴ釣りをしにいく気にもなれないのはさみしいものです。あと1週間でうまいこと忘年して新たな気持ちを生み出したいものです。

2011年12月19日 (月)

槌指(つち指)

 突き指のうち、第1関節(医学的にはDIP関節と言います。)が掌側に曲がったまま伸びなくなってしまった状態のことを槌指(つち指)と言います。
 大きく分けて、剥離骨折による骨性槌指と伸筋腱断裂による腱性槌指があります。剥離骨折している場合、関節面がどの程度損傷しているか、末節骨が掌側に亜脱臼しているかどうかといった所見によりギプスシーネ固定で治療するか手術により治療するかを判断します。伸筋腱の断裂の場合はギプスシーネでDIP関節を伸ばした状態で固定をするのが一般的です。
 いずれにしてもギプスシーネでの固定は1回も掌側に曲げないように保持して6週間くらい固定する必要があります。仕事の種類等によりシーネ固定が無理な場合は手術で鋼線固定をしてしまう事もあります。外科医がつち指になった場合はシーネしていては手術できないため、鋼線固定が選択されることもあります。
 長期間固定するのですが、それでも完全に伸びない状態が残存することが多いのがこの外傷の問題となるところです。20から30度程度の伸展制限が残ることが多いのですが、日常生活上は困らないことがほとんどのため障害となることはあまりありません。
 当院では熱可塑性樹脂でシーネを作るようにしています。以前はアルミのシーネを使っていたのですが、指の形に形成できるので付けたりはずしたりが容易で濡れても大丈夫なところが気に入っています。
 第1関節が伸びなくなったら腱か骨のどちらかが損傷している可能性が高く、すぐに整形外科を受診してみることをお勧めします。

2011年12月17日 (土)

忘年会シーズン

 今年もあと2週間となりました。忘年会シーズンまっただ中ですが、整形外科的には痛風と転倒が気になります。
 朝起きたら腫れていた、とか痛くて目が覚めたということで来院され骨折ということが時々あります。肋骨、足関節、手関節などの損傷が多いように思います。あとは前額部や顔面の挫創の方も時々来院されます。酔って帰宅するときには階段や段差には十分気をつけましょう(酔ってて無理か)。
 また、飲酒量が増えると痛風発作も増えるようです。特にビールをたくさん飲んだ後に関節痛を起こして来院されることが多い印象です。特に検診などで高尿酸血症を指摘されている方は飲み過ぎないよう注意しましょう。カロリー過多だけでも高尿酸血症にはよくありません。高脂血症などとともに日頃から食事制限などをしてなるべく薬に頼らないよう体質改善を頑張りましょう。

2011年12月12日 (月)

放っておくと治りにくくなる病気

病気はなんでもそうですが、放っておくと悪くなることがよくあります。

放っておいてよくなる傾向なら様子見てもいいのですが、悪くなるか、全く変わらない場合ははやめに受診するほうがいいですね。

皮膚科についていうと、湿疹が全くその通りで、昨日おきたばかりの場合は塗り薬をぬると2,3日でよくなります。

しかし、ずっと掻き続けて何年もたった皮疹は・・何ヶ月もぬらないと治らないのです。

手や足にできるいぼもそうです。1,2ヶ月前にできたものと、1年以上たったいぼは同じ大きさであっても治り方が全く違います。

皮膚科の病気は痛くもなく、がまんできるところが難点です。痛いのは一大事とすぐに受診するのでしょうけど、かゆいのは放っておいてしまうのでしょう。

つい、いらっしゃった方に“早く受診なさったら早く治るんですけどね”なんていってしまいます。

でも、自分も医者でなかったら様子見る方だと思いますので、責めるつもりはありません。

今度万一なったら早めに来てほしいという願いもあるのです。

2011年12月10日 (土)

the 11+

 スポーツをする前には怪我を防ぎパフォーマンスを向上するように準備運動をすることが推奨されています。スポーツの種類によって使う部分が異なるため、それぞれの種目に適した準備運動があります。
 陸上で行うスポーツではやはりサッカーが国際的に大きな組織ですが、FIFAでは「the 11+」 という準備運動を推奨しています。特に足関節捻挫や膝の靱帯損傷を防止するため、トップ選手からビギナーまでレベルに合わせた動きが取り入れられており有効です。その方法もネット上に公開されており他の競技でも参考になるものと思います。
 せっかくのスポーツで大きな外傷を起こさないよう、競技の練習のみでなく準備体操なども真剣に取り組むことは大切なことです。

2011年12月 6日 (火)

リスフラン関節

 リスフラン関節は一般的に中足骨と足根骨の間の関節を指します。足の甲の中にある関節で普段の動きは小さいものです。足指の股があるところは基節骨という骨のレベルで、その頭側にもうひとつ指の形をした骨があります。これは中足骨と言い、それぞれの指の根元に5本あります。この骨の基部にあるのがリスフラン関節です。
 この部分が問題となるのは、外傷と関節炎、変形性関節症が主です。外傷では交通事故など大きな外力が加わった場合に脱臼骨折をすることがあります。皮下が薄いので開放骨折(骨が皮膚から出てしまう骨折)となってしまう場合もあり、固定術などの手術が必要となることも少なくありません。
 関節炎としては、関節リウマチなどで腫れて痛むことがあります。エコーで滑膜の増殖や血流の評価をするとわかりやすいこともあります。
 スポーツなどで、第1中足骨(母趾の根元)と第2中足骨(手の示指に当たる第2趾の根元)の基部にて関節を痛めることもあります。この部分の捻挫もリスフラン関節捻挫と言います。局所の圧痛や運動痛、エコーで関節の腫脹などにて診断します。エコーやレントゲンで剥離骨折を伴うこともあります。軽度の場合はテーピングや弾性包帯固定にて経過観察しています。疼痛が強い場合などには副木やギプス固定をすることもあります。重症の場合手術的な固定術を要することもあります。
 足の甲の痛みについても、いろいろな可能性が考えられます。初期の診断が重要になってくる場合も多く、整形外科を受診することをお勧めします。

2011年12月 3日 (土)

DEXAの有効性

 当院の骨密度検査を腰椎、大腿骨のDEXA法に変更してから1年が経ちました。2回目、3回目の検査をする方も徐々に増えてきました。治療の効果判定という面では手関節などで調べるよりDEXA法の方が有効であることを実感しています。なかなか都市部の診療所でDEXA法を導入するのは難しい面もあるのですが、やはり導入してよかったと思っています。
 手関節の測定では骨密度を維持するというのが目標でしたが、腰椎・大腿骨のDEXA法では骨密度の上昇を確認することができます。腰椎と大腿骨で評価が分かれる場合もありますが、採血検査などの結果を合わせて判断するのが最も望ましいと思います。
 骨粗鬆症の治療も選択枝が増え、ずっと同じ薬という訳でもなくきちんとした治療が求められる時代になっています。これからも最新の治療を行っていけるよう精進していこうと思っています。

2011年12月 1日 (木)

皮膚バリア障害からみたアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎というとアレルギーを思い起こす方がいらっしゃるでしょうが、実は皮膚のバリア障害の方が先だとの考え方が言われてきています。(全員ではありませんが)

皮膚の最大の目的は外界から身をまもるバリアです。バリアが障害されていると起こることは第1に乾燥です。体の中の水分を奪っていき、かさかさになります。

第2に起こることは外からの刺激(アレルゲン:ダニ:ホコリ:花粉など)が直接肌のなかに入り込み、アレルギーを起こしてくるということです。

(最近某会社のお茶の石けんで小麦アレルギーを引き起こしました。この原因はせっけんの界面活性剤で皮膚バリアを傷害したところに石けんに含まれていた小麦アレルゲンが肌の中に入り引き起こしたのではないかと言われているのです。)

特に乳児期はアトピー素因がなくても皮膚バリア機能が弱い時期です。秋、冬生まれの新生児にアトピーが多いと言われますが、それは乾燥の時期に皮膚ががさがさになり、バリア機能がさらに失われるためだと思われます。

やはり乳幼児期、特にこの乾燥の時期は保湿というスキンケアが非常に大事だということがわかります。

また、石けんも低刺激性のものを使う方がいいのでしょう。当然ですが、タオル、スポンジなどは使わず手で洗うようにしてください。また、泡で出るタイプですすぎ残しの出にくいものにするといいでしょう。汚れがあまりなければ、石けんをほとんど使わない手もあるかもしれません。(夏場は別ですが)

また、衣料洗剤に関しても、衣服に洗剤をのこさないように液体洗剤、できれば低刺激といわれているものを冬の時期だけでも使うといいのではないでしょうか。

スキンケアはアトピー性皮膚炎の発症を抑えると同時に、その後に起こってくるぜんそく、アレルギー性鼻炎の予防にも関わってくるといえます。

大人の方で花粉の時期に顔に(特に目の周りに)赤みやかゆみが出る方が大勢いらっしゃいます。乾燥の時期に花粉が飛ぶことも悪さをしているのでしょう。そうなると、大人の方も冬の時期はスキンケアが必要です。また、汚れてなければあまり石けんをつかわないか、もしくは低刺激性といわれているものを使うといいのかもしれませんね。

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