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2011年12月19日 (月)

槌指(つち指)

 突き指のうち、第1関節(医学的にはDIP関節と言います。)が掌側に曲がったまま伸びなくなってしまった状態のことを槌指(つち指)と言います。
 大きく分けて、剥離骨折による骨性槌指と伸筋腱断裂による腱性槌指があります。剥離骨折している場合、関節面がどの程度損傷しているか、末節骨が掌側に亜脱臼しているかどうかといった所見によりギプスシーネ固定で治療するか手術により治療するかを判断します。伸筋腱の断裂の場合はギプスシーネでDIP関節を伸ばした状態で固定をするのが一般的です。
 いずれにしてもギプスシーネでの固定は1回も掌側に曲げないように保持して6週間くらい固定する必要があります。仕事の種類等によりシーネ固定が無理な場合は手術で鋼線固定をしてしまう事もあります。外科医がつち指になった場合はシーネしていては手術できないため、鋼線固定が選択されることもあります。
 長期間固定するのですが、それでも完全に伸びない状態が残存することが多いのがこの外傷の問題となるところです。20から30度程度の伸展制限が残ることが多いのですが、日常生活上は困らないことがほとんどのため障害となることはあまりありません。
 当院では熱可塑性樹脂でシーネを作るようにしています。以前はアルミのシーネを使っていたのですが、指の形に形成できるので付けたりはずしたりが容易で濡れても大丈夫なところが気に入っています。
 第1関節が伸びなくなったら腱か骨のどちらかが損傷している可能性が高く、すぐに整形外科を受診してみることをお勧めします。

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