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2011年12月 1日 (木)

皮膚バリア障害からみたアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎というとアレルギーを思い起こす方がいらっしゃるでしょうが、実は皮膚のバリア障害の方が先だとの考え方が言われてきています。(全員ではありませんが)

皮膚の最大の目的は外界から身をまもるバリアです。バリアが障害されていると起こることは第1に乾燥です。体の中の水分を奪っていき、かさかさになります。

第2に起こることは外からの刺激(アレルゲン:ダニ:ホコリ:花粉など)が直接肌のなかに入り込み、アレルギーを起こしてくるということです。

(最近某会社のお茶の石けんで小麦アレルギーを引き起こしました。この原因はせっけんの界面活性剤で皮膚バリアを傷害したところに石けんに含まれていた小麦アレルゲンが肌の中に入り引き起こしたのではないかと言われているのです。)

特に乳児期はアトピー素因がなくても皮膚バリア機能が弱い時期です。秋、冬生まれの新生児にアトピーが多いと言われますが、それは乾燥の時期に皮膚ががさがさになり、バリア機能がさらに失われるためだと思われます。

やはり乳幼児期、特にこの乾燥の時期は保湿というスキンケアが非常に大事だということがわかります。

また、石けんも低刺激性のものを使う方がいいのでしょう。当然ですが、タオル、スポンジなどは使わず手で洗うようにしてください。また、泡で出るタイプですすぎ残しの出にくいものにするといいでしょう。汚れがあまりなければ、石けんをほとんど使わない手もあるかもしれません。(夏場は別ですが)

また、衣料洗剤に関しても、衣服に洗剤をのこさないように液体洗剤、できれば低刺激といわれているものを冬の時期だけでも使うといいのではないでしょうか。

スキンケアはアトピー性皮膚炎の発症を抑えると同時に、その後に起こってくるぜんそく、アレルギー性鼻炎の予防にも関わってくるといえます。

大人の方で花粉の時期に顔に(特に目の周りに)赤みやかゆみが出る方が大勢いらっしゃいます。乾燥の時期に花粉が飛ぶことも悪さをしているのでしょう。そうなると、大人の方も冬の時期はスキンケアが必要です。また、汚れてなければあまり石けんをつかわないか、もしくは低刺激性といわれているものを使うといいのかもしれませんね。

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