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2012年4月28日 (土)

痛風発作の根治的治療

 痛風発作は足の親指の根元が腫れると思っている方が多いのですが、意外と他の部位が腫れて来院される方も多いです。アキレス腱周囲や膝蓋骨周囲の滑液包などに発作を生じることもよくあります。
 痛風はイメージとしては肥満傾向で毎日晩酌している方に多いような気がします。発作自体は炎症を抑える薬を内服するかひどい場合は注射するかで大抵の場合は治まります。発作がおさまってからは尿酸値を低下させる治療を行うことが推奨されます。
 尿酸値を下げる薬をお勧めすると、「一度飲み始めると一生飲まないといけないから嫌。」という方がよくいます。しかし、一概にそうとも言えません。
 晩酌をやめて食事に気をつけてダイエットをすることで自然に尿酸値が下がる方も少なくありません。そんなの無理と思われるかもしれませんが、痛風を繰り返しても晩酌をやめられないのは大人としてどうなのかと思いますが、アルコール依存になっている可能性もあり専門医受診も含め検討が必要です。
 標準体重になって食事のバランスもとれているのに尿酸値が下がらない場合は、体質的に薬をやめるのが難しいかもしれません。他に尿酸値の上昇する疾患がないか、薬剤性などでもないか、将来的な動脈硬化、心筋梗塞などのリスクもよく検討して服薬を継続するべきかどうか相談が必要です。

2012年4月26日 (木)

黄砂による湿疹

今日は雨で関係ありませんでしたが、昨日は西日本に黄砂が飛んだようです。

黄砂は東日本にはとばなかったようですが、わずかながら飛んだ可能性もあるかもしれません。

花粉症の時期と一致して飛んでくるので自覚がない方もいますが、黄砂であきらかに湿疹が悪くなる方がいます。

特に顔、目の周りなど・・・

黄砂情報に注意して、黄砂の飛ぶ日は洗濯物は外に干さずに花粉症同様の対策(マスク、めがね)などを行った方がいいでしょう。

2012年4月24日 (火)

開拓者たち

 再放送で見ています。戦中戦後を生きた世代の人生は本当に壮絶ですね。明治大正生まれの人たちにはどうにも威厳があるように感じるのですが、これだけの経験を乗り越えていれば当然な気がします。
 振り返って現代社会はどうなのか。考えさせられます。人間常に前を向いて開拓していく気迫が必要だと思い知らされて身の引き締まる思いです。

2012年4月23日 (月)

体の洗浄料について

今年になってから私はシャンプー、石けんを使っていません。

以前ブログにも書きましたが、体を洗浄料で毎日洗うと体の保湿成分も洗い流し、乾燥し、皮膚が荒れ、そこからアレルゲンが入りやすくなり、逆にかゆくなっていきます。

かゆくなると、人は汚いからだと思い込み、さらに石けんをつけてこすって洗い、悪循環になります。

そもそも、石けんを使わないと汚れは取れないものなのでしょうか。

普段の生活において汚れることはあまりなく、土埃、ほこり、花粉などがつくかもしれませんが、これはお湯や水で十分に流せるでしょう。

皮脂は汚れなのでしょうか。否です。皮脂は体を守る保湿成分です。洗いすぎるとかえって体を守ろうとして、皮脂が出てくることもよくあります。

皮膚の常在菌そう(表皮ブドウ球菌)などもほかのばい菌を寄せ付けない役割もあります。

先進国にアトピー性皮膚炎が多いのも、石けんやシャンプーを使う清潔行動があるためもあるのではないでしょうか。

このことはマスコミには取り上げられることはないと思います。スポンサーがいますからね。

1月から皆さんにお勧めして、皮膚が悪くなったした方は一人もいません。むしろ、頭のふけが出なくなった方もいます。体臭がしたり、頭の臭いが増したという方もいません。

それでも、若い子は香りがないのもいやでしょうから、リンスを毛先だけつけて、しっかり洗い流すのはいいといっていますけど・・・。

2012年4月17日 (火)

食事のバランス

 骨粗しょう症の予防と治療に食事というのは大切です。カルシウムやビタミンD,ビタミンKなどをしっかり摂ることが必要です。日本人では多くの栄養素が足りていますが、カルシウムの摂取は不足していることが知られています。
 そんな話を患者さんにお話しすると、「毎日牛乳を飲んでチーズやヨーグルトを食べてます。」と自信満々におっしゃる方がいます。しかし、ちょっと考えると高脂血症(現在は脂質異常症と言いますが)の治療中の方だったりします。カルシウムを摂るのに乳製品はよいのですが、コレステロールのことを考えると乳製品を毎日摂るのはよくないかもしれません。
 食欲がなくてご飯なんておちょこくらいしか食べていないというご高齢な方も少なくありません。しかしよく聞くと食欲がないのでスポーツドリンクや野菜ジュースを飲んでいるとか、間食はしている場合があります。しかも内科で糖尿病の薬を飲んでいたりします。ジュースなどには意外と糖分が多く入っている場合もあります。
 一方を気にすると一方によくないというように、食事のバランスを摂るのは難しいものです。各栄養素を考えた上にカロリーまで考えると私を含めてよくわからないのが本当のところだと思います。生活習慣病も本当は薬に頼るのではなく食事と運動を中心に生活習慣を改めることにより改善するのが本質であり、身体にもおさいふにも国の財政にも易しい方法です。
 メタボリック症候群、生活習慣病で治療中の方は、薬をずっと使う前に栄養相談をしてみるべきかなと思います。

2012年4月16日 (月)

B型インフルエンザ

 最近B型インフルエンザが流行っているようです。熱は微熱くらいでお腹の調子がよくない方が多いようです。急に高熱が出る典型的な発症様式とは違うため、インフルエンザとは思わない方も少なくありません。
 高齢な方の場合、微熱と食欲不振とかだるいという症状のみの場合もありました。体調を崩している方はインフルエンザの検査をしてみるなど周囲への感染拡大防止なども含めてご注意ください。

2012年4月14日 (土)

虫さされ

先日3月にシマカを発見し、つぶしましたが、昨日はじめて今年第1号の患者さんがいらっしゃいました。顔に一カ所、紅斑があり、2日たって大きくなってきたとのことです。

顔なので気になるからと来院されました。

この季節はまだ夏ではないので、皆さん“虫さされ”というと、えっと言う顔をされます。

でも、蚊は今では3月から11月(へたしたら12月)までいます。すこし暖かい日がつづくとでるのです。

突然赤い斑点が一カ所もしくは数カ所でき、かゆい場合はやはり虫さされが多いのでしょう。

気をつけるべきは、意外と季節外れの虫さされは腫れやすいです。

収まりが悪い場合は皮膚科にきたほうが、はやいかもしれません。

2012年4月12日 (木)

ギラン•バレー症候群

 足の力が入りにくいという症状で整形外科を受診される方は時々います。整形外科的には腰椎を中心とした脊椎疾患をまず考えます。その他には脳梗塞などの脳疾患、閉塞性動脈硬化症などの血流障害も考えます。さらには末梢神経障害も鑑別疾患として考えます。この場合、腓骨神経麻痺のような圧迫されて直接神経が障害されるものから糖尿病や神経炎のような内科的疾患も検討します。
 筋力低下の程度や発症の仕方により緊急性があったり経過を診て検討していく場合があったりします。通院で経過観察をする場合、悪化傾向がないかどうかは患者さん本人にも気をつけていていただきたいと思います。筋力低下や神経障害が進行する疾患のひとつとしてギラン•バレー症候群というものがあります。当院で診断した症例では、最初足の力がやや入りにくいということで来院されたのですが、次回来院されたときには筋力低下が進行しており歩行でふらつくくらいでした。すぐに総合病院の神経内科に紹介し入院治療をなされ回復しましたが、初診時には診断困難である場合もあることを肝に銘じた症例でした。
 ギラン•バレー症候群とは神経に対する自己免疫異常が推定されている疾患で、発症の前に感冒様症状などの感染性疾患が存在することが多いと言われています。最初は四肢の筋力低下から始まり、数週で増悪して呼吸困難や眼球運動麻痺など全身の神経障害を呈することがあります。なので重症の場合は人工呼吸など高度医療が必要となります。免疫グロブリン療法などの有効性も示されており、入院の上治療が必要です。
 整形外科の診療所を最初に受診されることも稀ですがあります。受診する前に、風邪等を引いている場合は一応お話いただけますと助かります。またどんな症状の場合も初診時に確定診断できないことは少なくありません。経過により精密検査などを進めていきますので症状の変化等どんどんお話ください。

2012年4月11日 (水)

トウ骨神経麻痺

 時々、手首と手指が伸ばせない(手背側の方へ動かせない)ということで来院される方がいます。手掌側に曲げることはできるのが特徴で、しびれも手背側の感覚がにぶくなったりします。机の上に手を置いて、指の間を広げられるかどうかも確認します。背屈困難のみがある時にはトウ骨神経麻痺が考えられます。
 「ハネムーン麻痺」とも言います。というのは、典型的には上腕の外側が圧迫されることによりそこを通るとう骨神経が障害されて起こる一時的な麻痺だからです。長時間腕枕をして寝てしまった時に起こるということです。実際には、お酒に酔って腕を下にして眠ってしまったり、どこかに寄りかかって眠ってしまったりして上腕でトウ骨神経が圧迫されます。
 診断としては頚椎由来の神経障害や胸郭出口症候群なども考慮しますが、上腕外側を叩くと放散痛があることなどで診断します。経過は自然に回復することが多く、経過観察のみ行います。場合によりビタミンB12の内服なども行うことがあります。手関節が定まらなくて仕事等に支障がある場合は手関節を固定する装具などを用いることもあります。
 急に手の脱力が来るので脳梗塞等を心配される方もいますが、脳梗塞などでは握ることも困難になるなど複数の神経領域が障害されるのが一般的です。
 実際にハネムーンでなった方には会ったことがありませんが、酔っぱらい麻痺と呼ばれるよりは微笑ましい感じがします。

2012年4月10日 (火)

HbA1c

 今年度は医療も介護も制度改定が行われました。まだ電子カルテにいろいろなバグが出ていたり制度の解釈がよくわからなかったり混乱が続いています。幸い当院のシステムには大きな異常はありませんでしたが、小さな不具合を抱えながら診療しています。対応に追われていた関係もあり少しブログ更新もおろそかになっていました。
 今年度から、糖尿病の指標であるHbA1cの検査値が変わりました。採血結果が変わるというのはおかしなことですが、今までは日本の検査方法と欧米の検査方法が異なっていたために学会等で比較検討しづらいという問題点がありました。今後は欧米の方法に統一されていくこととなります。
 しかし、健診では今まで日本の検査方法で行っているので統計処理する都合などでこれからもしばらく従来の数値を使うことになっています。なのでしばらくは2つの値が併記されます。欧米の検査方法ですと今までの値より0.4程度高く出ます。急にコントロールが少し悪くなった訳ではありませんのでご注意ください。

2012年4月 3日 (火)

爪の下の血腫を自宅で抜く方法

 足の上に重い物を落としたり、指をドアに挟んだりすると爪の下に出血して爪が黒く見えることがあります。これを爪下血腫といいます。爪の根元から広がっていくことが多いのですが、爪の面積の三分の一を超えるくらい血が溜まるとかなり痛くなります。中には痛くて一晩中眠れなかったという方もいますので、その痛さは痛風並みかもしれません。
 こんな時には爪に穴を開けて血を抜くと痛みが楽になります。自宅でできる方法としては、金属クリップをガスで熱して先端を爪の黒くなっている部分に押し当てるときれいに爪に穴が開きます。特に痛くはありませんが、強く押しすぎると爪床まで到達してしまうので力加減には若干のコツが必要かもしれません。そんなこと恐ろしいという方は、やはり医療機関を受診するのが無難かもしれません。
 爪下血腫がある場合は、爪床の損傷や中には末節骨骨折ということも有り得ますのでその点の注意も必要です。

2012年4月 2日 (月)

新年度になりました

新年度になりました。

診療所ではこの4月から2年ぶりの診療報酬の改正がありました。

ホームページの冒頭にも載せましたが、診療報酬の改正のため、料金が変更に成る場合がございます。なれない点やコンピューター相手のため、トラブルが起きがちです。

何かとご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご了承ください。

皆様も何かわからない点がございましたら何なりと聞いてください。

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