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2012年8月10日 (金)

肩関節CPM

 所謂五十肩など、肩関節痛の方もたくさん来院されます。肩関節の疾患はいったん発症すると治るのに時間のかかることが少なくありません。
 石灰沈着性腱板炎などの炎症性疾患の場合は、適切に投薬すると劇的に改善します。一方腱板断裂など損傷が大きい場合は手術的な治療も進歩してきており専門医へ紹介し検討することが必要です。五十肩というのは病名ではなく俗称ですので、まずは診断を確定させることが必要です。
 腱板損傷も強い炎症もなく肩関節痛と可動域制限が続く場合、基本的にはリハビリテーションが重要になってきます。初期の疼痛が強い時期には安静と投薬、時には注射も組み合わせて治療し、その後リハビリテーションを行っています。
 今回、リハビリテーションの補助機器として肩関節のCPMという機械を導入しました。これは自動的に肩関節をゆっくり動かすものですが、疼痛を伴わずに動かすことができるため有用です。肩関節CPMを導入している診療所は少ないように思います。これから活用していこうと思っています。

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