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2012年10月26日 (金)

開放骨折

 骨折部位が外界と交通してしまっている骨折のことを開放骨折と言います。交通事故などで皮膚や筋肉が欠損してしまっているような場合や、折れた骨の先端が皮膚を突き破ってしまった場合などがあります。
 大きな外傷の場合は救急搬送されることが多く診療所にはほとんど来院されません。診療所で関与する開放骨折の多くが、骨の先端が皮膚を突き破ってしまった場合です。手関節の骨折で、小指側にある尺骨の骨折端が皮膚を突き破ってしまったり、指の骨折で骨が露出している場合などがあります。
 骨という組織は感染に弱く、一度感染すると骨髄炎という状態になり治療が大変困難です。なので開放骨折の場合は受傷後すぐに手術的に内部を洗浄したり抗生剤を強力に使用したりする必要があります。骨が皮膚を突き破った場合、すぐに先端が戻って皮膚の損傷がごくわずかであったりします。そんな場合も麻酔して皮膚を広く切開して内部を洗浄したりすることになります。
 十分な処置をしても骨髄炎などの感染を完全に防ぐことはできません。糖尿病など感染の素地となる疾患は日頃からしっかりコントロールし、開放骨折の時だけは抗生剤の内服や処置通院等しっかり協力していただけるようよろしくお願いいたします。

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