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2012年12月31日 (月)

今年は

 今年ももうすぐ終わります。あとは年越しそばを食べるのみです。紅白を見ながら1年を振り返っています。今年、当院では介護リハビリために送迎サービスを始めました。介護施設の地域会議に参加させていただいたのも大きな一歩でした。鶴川医会でも紹介したので来年はもっと医師の参加も増えるでしょう。
 医療と介護の連携は今後ますます大切になってくるでしょう。病院との連携も密接にしないとなりません。今年できたこと、できなかったこと。不惑の年をとうに過ぎても色々考えるものです。幾つになっても夢を持ち「来年こそは」と前向きに思える幸せを噛みしめつつ除夜の鐘を待ちたいと思います。

2012年12月30日 (日)

red frags

 腰痛治療にもガイドラインが存在します。ガイドラインというとEBM(根拠に基づく診断治療)を主体に書かれており疼痛主体の整形外科的疾患については難しい面もあります。腰痛では、危険な腰痛かどうかを判断することが重要です。危険な腰痛を疑わせるサインとしてred frags という項目が設定されています。例えば年齢では20歳以下と55歳以上の急性腰痛はred fragとされています。55歳以上では癌の転移や圧迫骨折などの除外診断が必要です。20歳以下もred fragになっているのはやや意外ですが、分離症の急性期の診断を早期にしないと大人になってから腰痛が頻発するようになってしまうからなどでしょうか。
 他のred fragsとしては神経障害の有無なども要注意です。プライマリケア医と整形外科医ではこのred fragsに対する印象が異なるとも思いますが大変参考になる指標だと思います。
例えば20~55歳の方の急性腰痛で心配な既往歴も神経症状もなく疼痛もそれほどでもなければ、腰椎のレントゲンを最初は撮らないようにしていきたいと思っています。初期治療も過度の安静は推奨されていません。また、最初からリハビリやマッサージを行う必要もない場合が実は多いのです。当院でも若い世代には最初はそのまま様子をみていただき、疼痛が軽快してこない場合に再診していただくようにする事も少なくありません。
 適切な診療を追い求めていこうとすると検査や通院が減っていく傾向にあるので経営的に大丈夫かという説もあるのですが、うちには皮膚科、内科もあるので大丈夫です。リハビリも専門性高く行ってくれるスタッフがいます。検査すべきかどうか、治療をどうするか、よく相談して決めていきましょう。

2012年12月27日 (木)

今年の最後は往診でした。

 本日の午前にて今年の診察を終了させていただきました。今年の最後は午後の往診でした。かかりつけの患者さんも1年毎に一緒に歳を取っている訳で、90歳代の方も増えてきました。ずっと通院していただいていた方もだんだん通院が困難になることも少なくなくなってきました。
 今年はこれからの診療所の方向性がだいぶ見えてきた1年でした。冬期休業は今年1年を振り返り、しっかり来年に準備する期間に当てたいと思います。

口唇ヘルペス

風邪の華ともいい、風邪を引いたときや疲れているときに口唇にでる水ぶくれの病気です。原因は単純ヘルペスウィルスというウィルスが原因です。たいてい子供のころに感染し、生涯そのあたりに潜伏感染し、宿主つまり患者さんの体力が落ちて、免疫が下がったときに再活動しはじめ、口唇ヘルペスとして発症してくるものです。
気づいている方もいますが、紫外線でも悪くなります。紫外線は免疫をさげますので。冬場、スキー場で日焼けして必ずでる人もいます。雪による日光の照り返しに加え、高い山だと以外に冬でも紫外線が強いのでしょう。
口唇ヘルペスには塗り薬と飲み薬があります。塗り薬の基本は出ると思った時点で皮疹がでていなくてもぬるとひどくなりません。ひどくなってしまった皮疹には内服薬がよく効きます。

しかし、この季節は乾燥による口角炎、それに伴う亀裂さらにはこの悪化によりかさぶたができる皮疹が口角にでやすい傾向にあります。この状態の患者さんが、ネットなどで病気をしらべて口唇ヘルペスと自己診断し、市販の抗ヘルペス外用剤をずっと付け続けている方が少なからずいらっしゃいます。ヘルペスの経過はむずむずしたあとに赤くなり、すぐ水ぶくれになり、やがてかさぶたになるという経過が1週間程度でおこります。ずっと長く続く場合はヘルペスでない可能性が高いと思われます。
口角炎は乾燥が一つの原因であり、抗ヘルペス外用剤は軟膏であるため、ぬると乾燥しなくなりすこしよくなったかんじがするため、なおさら間違えやすい原因になります。(つまり抗ヘルペス剤ですこしよくなったから口唇ヘルペスだと思ってしまう)

1週間以上よくならないなら皮膚科を受診した方が、結局早道かもしれません。

2012年12月26日 (水)

ウインタースポーツ

 今年は12月から各地で大雪が続いているようです。一昔前はスキー場が雪不足で温暖化が盛んに言われていましたが、本当のところはどうなのでしょうね。

 これからの季節は整形外科的にはウインタースポーツによる外傷が少なくありません。今シーズンもすでにスキーで損傷された方が受診されています。スキーでは下肢の外傷、スノボーでは上肢の外傷が比較的多いです。自分のレベルに合わせて無理しないように楽しみましょう。最近はヘルメットをかぶっている人も多くなってきました。子供達はなるべく使うようにした方がよいと思います。大人はそこまででもないかもしれませんが、スノボーでジャンプするような方はぜひ着用してください。脳挫傷や頚椎損傷なども実際に起こっていますので。
 我が家もスキーに行ってきました。子供というのはあっという間にうまくなるものですね。もうすぐ子供のスピードについて行けなくなるかもしれません。

2012年12月21日 (金)

生野菜

 先日糖尿病の専門医の書き物を読んでいると、食事指導でダイエットを進めるとき、空腹に耐え難くなったら生野菜を食べることを勧めるという文章がありました。

野菜はたくさん食べてもカロリーが低く空腹感を満たすにはよいとのことでした。
 そういえば私は昔から野菜は何もかけないでそのまま食べるのが好きです。ドレッシングは酸っぱい印象があり、マヨネーズは濃いような気がして、自宅ではサラダはそのまま食べています。おつまみにスティックサラダも結構好きです。もちろんそのままか、塩を少しで。これも貫禄がつかない一因なのかもしれません。一般的にどれくらいの人がサラダを何もかけないで食べているのか気になりますが、少数派なのでしょうか?

2012年12月20日 (木)

デリケートゾーンについて

皮膚科の守備範囲は以前も書きましたが、外から見えるところすべてです。髪の毛、爪を含む体全体の皮膚です。そのため、デリケートゾーン、つまり陰部の皮膚トラブルももちろん皮膚科です。
デリケートゾーンの皮膚トラブルは老若男女問わず、少なくありません。
やはり、常に湿度が高くかつ下着やズボンをはくところで歩くたびに擦れるからだと思います。生理のときのナプキンも、尿とりパッドも原因になります。このため、皮膚の弱い方はかゆみを伴う皮膚炎は少なからず経験されると思います。
しかし、一般的には”恥ずかしい”場所であるため、なかなか受診しにくいようです。実際自分で薬局でいろいろなものを試してよくならず来院する方がほとんどです。
基本的にごしごし洗わず、せっけんも極力避けましょう。不潔だからかゆくなるわけではないことがほとんどです。また、万一たむし(白癬菌:水虫)やカンジダ症であっても、ごしごし洗ったらよくなるわけではありません。正しい治療つまり、菌を調べて確認できたら抗真菌薬をぬるということなしにはよくなりません。真菌がいないことが確認できて、湿疹だと診断した場合ははじめてステロイドなどの抗炎症外用剤を使います。
また、湿疹だと思っていても、そのように見える皮膚がんであることもありますので、必ず診察いたします。見せるのを嫌がる方が大勢いらっしゃいますが、このようなこともあり、私自身診察に責任がありますので決して診ないで薬をだすことはありません。
まったく気にすることはありませんので、ひどくならないうちに2週間以上治らない場合は早めに受診を!

2012年12月19日 (水)

手の洗いすぎ

ちまたではノロウィルスがはやっているようですが・・下痢、嘔吐で大変そうです。嘔吐物を塩素系漂白剤で消毒してふき取る。スチームアイロンで消毒するなどなど。かつ念入りな手洗い、うがいだそうです。
しかし、手の洗いすぎはご注意ください。荒れやすい方は殺菌系の石鹸(ミュー○、キ○イキ○イなど)で洗いすぎると荒れます。できれば低刺激のせっけんで洗いましょう。また、必要のないときはなるべく水であらうようにしてください。手に擦り込むアルコール消毒も手が荒れます。ノロウィルスがはやっているとき、家族内で発症者がいるときは上記の処置をしてもいいのかもしれませんが、塩素系漂白剤などはかぶれやすいのでずっとこのような処置をつづけるのはやめましょう。
ちなみに今は冬ですから乾燥しやすい時期です。体、頭を洗う際、シャンプー、せっけんはつけずにお湯だけで洗い流し、ごしごしこすらないようにしましょう。頭がこの時期乾燥してフケが出やすい方、体が乾燥してかゆい方は必須です。どうしてもシャンプーを使いたい場合は低刺激性の高いシャンプーを時々使うようにしましょう。(必要ないので、やめればいいと思うのですが・・・)肌着に化繊(ヒートテックなど)はかゆみが増します。肌着は綿にしましょう。
ちなみに我が家では上記を実行してます。子供だけであらわせても、せっけん・シャンプーがのこっていることがないので安心です。ちなみに陰部もお湯のみで洗ってください。ごしごしこすってはいけません。陰部は皮膚がうすくデリケートです。だれでも荒れやすい、かゆくなりやすいところですので。

2012年12月15日 (土)

文明開化

 アメリカはいつ文明開化するのでしょうか。銃乱射事件の記事を見る度にそう思います。日本は文明開化の時に刀を置きました。アメリカもそろそろ武器を放棄すればよいのに。

 一般市民が拳銃や自動小銃を保持していてしょっちゅう乱射事件が起きるなんて先進国と言えるのでしょうか。まあアメリカは経済優先社会なので拳銃による経済効果の方が優先されるのかもしれませんね。日本でもアメリカ型経済学者の方々は武器をもっと規制緩和した方が経済対策になると思っているのかもしれません。もう20世紀型の経済学自体が破綻しているのに、これからも活用されていくのですかね。経済恐るべしです。

2012年12月13日 (木)

ふたご座流星群

 今日はふたご座流星群のピークだそうです。少し夜空を見上げてみました。新月でいつもよりよく星が見えました。日頃コンピューターばかり見ている目には星々はやはりきれいです。もう少し街の明かりが弱いともっとよく見えるのに。
 自然には癒されます。これからも日本が自然豊かな国であってほしいものです。

2012年12月11日 (火)

帯状疱疹はやっています

年末年始にかけて急にさむくなり、いそがしくなるこの時期、つかれがたまるのか、免疫力が劣るのか、帯状疱疹の方がすくなくありません。
老若男女問わず多い時期です。
下は10歳以下から90歳まで・・・・
やはり、80歳以上の方の帯状疱疹は注意が必要です。重症になりやすく、かつ帯状疱疹後の神経痛がひどくでてしかも長引きます(年単位のことも少なくありません)
早期発見、早期治療、なんでもそうですが、帯状疱疹もです。
特徴的な痛みは必ず半身どちらか(両側の場合はありません)で、誘因ない痛みです。経験したことがないような痛み(ぴりぴり、ちくちく、電撃が走るような・・・など)でおかしいと気づくことが多いです。発疹より痛みが先にでますので、湿布を貼って発疹がでると、かぶれだと思い放置することも多いのです。
誘因ない痛みが片側だけにでて、ものすごく痛い場合は帯状疱疹も疑ってみましょう。発疹がでたらすぐに皮膚科に受診してください。
ウィルスを抑える特効薬は早ければ早いほど効き、帯状疱疹後の神経痛を軽減すると言われています。

痛くない

 整形外科の診察は入室時から始まっています。入室時の歩き方や体幹四肢の動かし方でどこにどのくらいの問題があるのか観察しています。入室時の視診でだいたいの重症度はわかるものです。

 時々かなり足を引きずっていたり動きが不自然になっているのに、痛くないと話される方がいます。こんな場合、医師としては逆に重症ではないかどうかを疑います。
癌の転移や不顕性骨折の方では、診断されることを恐れて症状を軽く話されることが少なくありません。また、関節リウマチの方などでは疼痛をあまり自覚しないこともあります。
 痛みの表現は人それぞれです。評価はなかなか難しいものです。

2012年12月10日 (月)

この時期の骨折

 今日は明らかな骨折の方だけで7人も受診されました。この時期に受傷されるとお正月は安静です。お正月早々ギプスを巻いているのは少し寂しいかもしれませんが、我慢です。スキーなど予定していた方もいますが、スキーは負荷が強いスポーツなのでしっかりした骨癒合を得ないと行うことは難しいかと思います。
 冬は暗くなるのが早く、足元が見えなかったりします。もうすでに雪で転倒した方もいます。忘年会などで骨折原因をよく覚えていない方もいます。咳が続いていて肋骨を折る方もいます。冬もいろいろ骨折には注意しましょう。

2012年12月 9日 (日)

久しぶりの運動

 久しぶりに運動をして怪我をする方が時々来院されます。私と同じ年代の方が多く、自分のことのようで同情します。多くの方が急にダッシュしたりジャンプした時に肉離れをしたりアキレス腱を切ったりしています。また、ジャンプや切り返しをした時に捻挫することも多いです。
 やはり日頃運動をしていない方が急に最大瞬発力を発揮すると筋肉が耐えられないのでしょう。ただ筋線維が断裂することはあまりなく、多くが筋膜と筋腹との間が剥離するように受傷しているようです。軽症の場合は弾性包帯固定程度で、中等症の場合は副木固定、アキレス腱断裂の場合は手術となることもあります。日常生活にも影響があり、運動を再開するには短くて数週間、長いと数ヶ月かかります。
 日頃運動をしていない場合は、最大瞬発力を発揮するのは危険かもしれません。8〜9割の筋力程度で楽しむくらいにしておいた方が無難です。

2012年12月 6日 (木)

政治の縮図

 現在の医療介護は政治の縮図を見ているようにも思います。近年医療崩壊、勤務医の疲弊、介護職員の低賃金過重労働などが問題視され病院と介護へ重点的に加算されてきました。その結果どうなってきたかというと、基幹病院は次々と建て替えられ大きな介護施設が続々と造られています。ホテルのような立派な建物が新築されていく一方で、その中で働く勤務医や介護職員の方の待遇はほとんど改善されていないように思います。
 結局は経済界への投資が中心なのでしょうか。選挙後は大規模な公共投資をすることになりそうです。さぞや立派な箱物が増えて行くことでしょう。全国の高速道路網は無事完成してリニアモーターカーが開通することでしょう。その頃、一般庶民の待遇はどうなっているのでしょうか。

2012年12月 5日 (水)

神様と勝負

 神様は我々人間に様々な誘惑を仕掛けてくるものです。おいしい物、甘い物、タバコ、お酒、出不精などなど。神様の誘惑に負け続けていると本人にとってよいことはありません。なかなか勝つのは難しいかもしれませんが、人として抵抗を試みる必要があるのではないかと思います。
 忘れもしない小学校6年生の時、林間学校に同級生全員が行っている時に私は今はなき鶴川病院の病室に横たわっていました。窒息しそうな喘息発作で担ぎ込まれて腕に点滴をされて天井を眺めていました。「神様は僕を淘汰しようとしているんだ。」西洋医学がなければ、ステロイド剤と気管支拡張剤がなければ今頃は雲の上に住んでいたかもしれません。その時から神様には負けない、というのが人生の目標になっています。 
 もちろん神様の誘惑に全て打ち勝てる人間などほとんどいないでしょう。しかしもう少し抵抗してもよいのにな〜という人はたくさんいます。平日まで晩酌する必要は本来ありません。食べてないのに体重が増え続けるということも科学的には説明困難かと思います。雲の上でニヒルな笑みを浮かべている神様の様子が頭に浮かんできます。

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