ロコモティブシンドローム
2013年度から開始される厚生労働省の「健康日本21」にロコモティブシンドローム認知向上が目標設定されました。10年後には国民の80%が知っているようにしようという目標のようです。
ロコモティブシンドローム=運動器症候群(略して「ロコモ」。)というとメタボリックシンドロームをそのまま真似たようで今ひとつ気に入らないのですが、一般的には馴染みやすいのでしょうか。とか言うとロコモの発起人が大先輩なものでこのブログを見ないことを願うばかりですが、ロコモサポーターを引き受けた身としては普及のお手伝いをしないといけません。
ロコモティブシンドロームというのは大まかに言うと、腰や膝など運動器の痛みや不具合のために介護を受ける必要を生じてしまうリスクが高い状態のことです。現状、脳血管疾患や心疾患、癌などは研究・治療が進歩しており将来的に死亡率が低下していくことが予想されます。それらを克服した場合、認知症とともに運動機能の低下は大きな問題として残ってしまう可能性もあります。
ロコモは早い人だと40歳代には兆候が見られる場合もあります。なるべく介護を必要としない期間を保つために、まずはロコモティブシンドロームとは何かと検索していただき、適度な運動を生活習慣に取り入れていただけますようお願いいたします。
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