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2013年3月18日 (月)

早期のパーキンソン病

 パーキンソン病の症状としては手指の振戦やすくみ足、表情の乏しくなる現象などが典型的です。歩いているとだんだん前屈みになるように加速して倒れそうになることを突進現象といいますが、これも典型例ではよく見られます。これらの症状があるとパーキンソン病ではないかと疑い診断につなげることは比較的容易です。

 もっともっと早期の段階では、最近歩くときに片足が重い感じがする、何か歩きにくい感じがする、片側の手の違和感がある、関節のこわばり感といった漫然とした症状であることが少なくありません。この段階では整形外科を受診されることが少なくないものと思います。足が重いとか、歩きづらいという症状では整形外科医はどうしても脊柱管狭窄症などの脊椎疾患を考えてしまいますので、見逃している症例もあるものと思います。
 最近は少しずつ極早期のパーキンソン病の印象もわかるようになってきました。薬剤性のパーキンソン症候群のこともありますので、向精神薬や胃薬などパーキンソン症候群の副作用の報告がある薬剤を飲んでいないかどうかも確かめないといけません。
 極早期の段階で疑って専門医に紹介してもまだ診断がつかないことも少なくありません。それから1年とか数年すると典型的な症状が生じて来ます。それから抗パーキンソン病薬を内服しても遅くはありません。パーキンソン病に対しては整形外科的に直接関与することは少ないのですが、最近は当院で通所や訪問の介護リハビリをされる方が徐々に増えています。進行するとどうしても転倒骨折や外傷なども増えてくるため、整形外科医が診ながらリハビリするのは理にかなっているのかもしれません。

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