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2013年5月30日 (木)

しみについて

年齢を重ねるにつけ、顔にでてくるもの。
そのひとつにしみ、いぼがあります。
世の中にはいろいろな美白化粧品があり、皮膚科にもそれを治したいとのことで受診なさる方もいます。
私たち皮膚科医がしみをみる際に一番気をつけていることがあります。
やはり、悪いもの、癌を見分けることです。
一見、しみにみえたり、老人性のいぼに見えるものでも、悪い場合があります。
しみをとりたいとのことでいらっしゃったとしても、よく観察します。
本来の主訴ではない場所に皮膚がんがあることも少なくありません。
今年に入って、何人か大きな病院に紹介いたしました。
しみがあるということは、日光、紫外線に皮膚をさらしていた結果であり、皮膚の障害を受けていることです。
突然できた、もしくは以前からあるが、変化してきたもの、ちくちく、ひりひりするなど不快な自覚症状があるもの、月単位で大きくなるものなど、気になるしみ、いぼがあったら受診したほうがよいこともあるようです。

2013年5月24日 (金)

日光皮膚炎

運動会シーズンになりました。今週末運動会という学校もちらほらあるようですが。
以前にも触れましたが、5月ごろから紫外線が非常に強くなってきます。運動会は一日中外にいる日であり、日光には十分注意する必要があります。
最近では意識が高まり、顔などに日焼け止めをぬっている方もいらっしゃいますが、多少盲点があります。
頭頂部と耳です(後ろ首もですが)。つむじ、耳の上部が日光によって皮膚炎をおこし、次の日あたりにみずぶくれ、ただれがおきることがあります。
広いつばが全周にある帽子をかぶっていただくと、これは防げます。
野球帽などのキャップタイプだと、耳がでてしまい、ここが焼けてしまいます。キャップしかない場合はタオルをかぶるといいでしょう。
競技のあいだだけ、赤白帽をかぶって、観戦時には日焼け防止用帽子をかぶるようにするといいと思います。

2013年5月22日 (水)

手湿疹の患者さんへの生活チェック

手が荒れている方は大勢いらっしゃいます。主婦の方は多いのですが、手洗いが多い介護職の方、看護師の方、または食品関係の方・・。シャンプーなどの界面活性剤をよく扱う美容師、理容師の方などなど、職業病の方も大勢です。
まず、一番大事なことは、界面活性剤を避けるということです。ゴム手袋(ゴムにアレルギーのある方は塩化ビニル手袋)着用必須です。
数日間薬をぬって治しても、完全には治っていないので、1,2個の茶碗を洗剤で洗うととたんに塗って治したことが無駄になり、元通り悪くなります。面倒くさがらずに数週間わたる治療の間は洗剤を絶対障らない。必ず守ってほしいことのひとつです。いつも口をすっぱくしていっています。
他には・・・以下箇条書きにすると、
1.不必要な手洗いはありませんか?毎回石鹸をつけて丁寧に洗いすぎていませんか?→手が荒れます。アルコール消毒はもってのほかです。
2.洗濯物を干すとき、手袋をして干していますか?
3.掃除、整頓のとき、綿手袋をしていますか?→ホコリのアレルギーなどで手が荒れる場合、多いです。土いじりでも荒れます。
4.保湿はこまめに行っていますか?→手あれで皮膚のバリアが壊れています。せめて保湿でバリアを修復し、アレルゲン、刺激から手を守りましょう。
5.普通のシャンプーをつかっていませんか。普通のシャンプーは手の荒れる原因になります。治るまででもよいですから、水だけで頭を洗うのもひとつの手です。どうしても洗いたいのなら、低刺激性のシャンプーをすこしだけ、もしくはビニル手袋をしてシャンプーしてください。

手が荒れていないときはまったく平気だったのに、一度荒れたとたん、いろいろなことに気をつけないといけないのはかなりストレスフルですが・・・
ひどくすればするほど、慢性化し、病悩期間がながびき、不快な症状で長期にわたり、悩まされます。
一部が荒れてしまったら、はやめに皮膚科を受診して、治すのもひとつの手です。

2013年5月18日 (土)

チャドクガ皮膚炎

今週、2人ドクガつまり毛虫による皮膚炎の患者さんがいらっしゃいました。今年初です。
診療所の横にサザンカの木があり、毎年葉の裏をチェックしています。今年はたくさんの卵がついていました。
たくさんついている枝を切り落とし、ゴム手袋をはめて一個一個手でつぶしてましたが、今週、毛虫にかえっているのを発見いたしました。まだ卵からかえったばかりなので、1匹の大きさは5ミリ程度でした。密集していました。ぞっとする光景です。
この数日後患者さんがいらっしゃいました。
去年は暑かったこともあり、卵が多いようです。
葉がつるつるの木つまり、椿、サザンカの木には近づかないようにしてください。
公園の生け垣、通り道の生け垣などにもサザンカ、椿はたくさん植えられています。
風が吹いただけで毛が飛び、皮膚にささり、赤いぶつぶつができます。非常にかゆいです。また、薄い服なら通り抜けるほど細い毛なので、体の中にもできます。
初夏と秋にでます。 
刺されたら、次の日ぐらいに赤いぶつぶつがひどくでます。かゆいです。
いちばん強いステロイド外用剤で治します。1週間以内でさっと治りますので、さされてしまったら皮膚科を受診してください。

皮膚科に受診しないよう、皆さんご注意を!!

2013年5月13日 (月)

鎖骨骨折の年齢差

 鎖骨は意外と赤ちゃんでも骨折します。赤ちゃんが台から落ちたり転倒したりして肩を動かさないという場合、鎖骨骨折かもしれません。よく見ると鎖骨付近が腫れていたりするのですが、あまり目立たない場合もあります。赤ちゃんの場合どこが痛いか言えないので、手を動かさないという親御さんの訴えから診察が始まることが少なくありません。診断はレントゲンとエコーで行っていますが、鎖骨に意識が行けば診断自体はそれほど難しくありません。

 赤ちゃんや小児の場合、鎖骨は非常によく治ります。ずれていてもバンド固定程度で修正されるためほとんど心配はありません。新しい骨も1週間後には現れ、痛みもすぐに引きます。しばらく新しい骨が出っ張っていますが修正されるためほとんど心配ありません。
 一方、高齢者が鎖骨を骨折するとなかなか骨癒合に至りません。偽関節といって、骨癒合に至らないこともあります。ずれが大きい場合は手術的に固定する必要があります。ただ偽関節となっても機能的に困らない場合もあり、判断は難しいところです。
 他の部位でも年齢による治りやすさは他の部位でもありますが、鎖骨骨折の子供の治りやすさは特筆ものです。

2013年5月 7日 (火)

湿布依存

世の中には様々な依存症が存在します。タバコ、お酒、賭け事、最近ではバーチャルゲームで依存に陥る人もいるそうです。

 よくよく考えると医療の世界でも依存状態と思われる方が少なくありません。その一つに湿布があります。ずっと湿布をしていると、湿布がないと不安になると言う方がいます。最初は腰や膝に1枚使用していても、首や肩にも貼り座骨神経痛になると腰から大腿、下腿までズラッと5枚も貼ってしまう方もいます。
 そういう方の多くが湿布であればどれだけ貼っても問題ないと思っています。しかし実際は一度に多数の湿布を貼ると当然鎮痛剤の皮膚からの染み込みが増加し血中濃度が上昇します。すると腎機能障害などの副作用が生じる可能性も否定できません。
 また、湿布というのは意外と高額な薬剤です。市販の湿布を買ってみるとよくわかると思います。国の医療費のことを考えても、乱用するのはどうかと思います。
 湿布はあくまで局所的に使用するものです。1日1〜2枚、最も痛いところに貼るのであれば比較的問題ないものと思います。全身に貼ってしまうようなら副作用の少ない内服薬を使用した方がよいのではないかと思います。
 

2013年5月 6日 (月)

ゴールデンウィークが終わります

私たちはキャンプに行ってきました。海のそばだったせいか、例年より涼しかったせいか、虫はいませんでした。(毛虫はいましたが)
しかし、日差しは強かったですね。日焼け止めは忘れませんでしたが、不覚にも帽子を忘れてしまい、急遽買いました。
5月の日差しは空気が澄んでおり、夏至に近いため、紫外線が強力です。日光皮膚炎、日光過敏性皮膚炎にならないためにも、帽子、衣服による紫外線防御、日焼け止めは必須です。
降圧剤を服用している方で、特にサイアザイド系の配合錠を飲んでいる方は薬剤による光過敏性皮膚炎も起きやすいでしょう。
なにか異常があれば受診ははやめにしてください。休み明けは混むかもしれませんが・・・。

2013年5月 2日 (木)

ゴールデンウィークに注意すること

ゴールデンウィーク明けはいつも皮膚科は混みます。
理由は、ゴールデンウィーク中に起きやすい皮膚疾患があるからです。
キャンプ場にいくと、虫がいます。蚊もそうですが、特に川や湖のほとりにいるブヨ。黒い虫でむきだしのすねによくくいつきます。
そのときはそうでもないかもしれませんが、翌日、翌々日にぱんぱんに腫れ、痛みを伴うこともあります。蚊も、季節外れの場合、すごく腫れることがあります。
やはり、長ズボンで、皮膚を必ず覆っておきましょう。ブヨは市販のむしよけは効きにくく、ハッカ油がいいとどこかでみましたが、本当かどうか、確認していません。
もしさされてしまって、腫れたらできれば早々に皮膚科を受診してください。強力なステロイドを1,2週間ぬって、完全におさえましょう。そうしないと、半年間以上苦しめられることがあります。
また、5月に入り、紫外線も強力になっています。涼しいからと言って油断しないでください。日光過敏性皮膚炎、日光皮膚炎がおこりやすいです。
ちなみに、ねんざなどして湿布を貼った後に日光にその部分が当たって、ひどいかぶれをおこすことがありますので、特に子どもや若者には安易に日に当たる場所には湿布しないようにしましょう。特にケトプロフェン含有の湿布には注意です!

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