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2013年7月30日 (火)

複合的病因

 一昔前には80歳を過ぎた方はかなり高齢だなという印象があったものですが、最近は90歳を超えた方の通院も少なくありません。介護などを受けずに家事などを全て行っている方もいますので日本は長寿社会だなと思います。

 長寿になってくると、運動器疾患は必然的に生じてきます。腰痛、膝痛などは大抵持病として持っていて、その他にもさまざまな症状が存在します。痛みなどの訴えは減ってくることも少なくありませんが一方で歩行困難などの機能障害が主症状となってくることもあります。最近はロコモティブシンドロームという概念が浸透してきています。
 高齢な方では特に(高齢でなくてもあり得るのですが)下肢痛を主訴に来院された場合、腰椎由来の坐骨神経痛と股関節痛や膝関節痛などが複合的に組み合わさっていることが少なくありません。肩こりの症状でも、頚椎由来のものや肩関節由来のもの、内科的な要因なども合併している可能性があります。主因と思われる部位の治療を優先させつつ他の部位の要因についても治療を検討して行く必要があります。
 教科書のように単純明快に解決できるとよいのですが、なかなかそうも行かない場合もあり、ひとりひとり組み合わさっている症状に合わせて相談させていただくようにしています。

2013年7月29日 (月)

金曜日の整形外科

 8月から金曜日の整形外科診察を非常勤医師に変更させていただきます。今まで金曜日に通院していただいている方に混乱が出ないよう、しばらくは院長診察も並行して行います。院長診察をご希望の方は他の曜日へ移動をお願いいたします。非常勤医師は多摩南部地域病院から来院されます。病診連携も進めたいと思います。

 先代の院長が通常診察を終了してから週6日診察して参りましたが、研鑽を積むためにはやはり平日に学会や研修に行く日が必要と判断いたしました。金曜日の診察移行が落ち着きましたら研修等へ行かせていただきたいと思います。
 
 

2013年7月27日 (土)

皮膚科医の家族

 今週は前半お休みさせていただいたため、昨日と今日たいへん混雑してしまい誠に申し訳ありませんでした。駐車場に入れずに困った方も少なくなかったようです。駐車場は増やしたいところですがなかなか近所に見つからず、対策を考えないといけないと思っています。

 最近は時期的にも皮膚科が大変混雑しています。うちの皮膚科はちょっと変わっているかもしれません。湿疹の方にはすぐに処方する薬を決めるのではなく、まず何かにかぶれていないかどうかなど原因に注意を払っているようです。首周りに湿疹がある方ではシャンプーなどが原因になっていることも少なくないようで、よくシャンプーを使わないように患者さんにお勧めしたりしています。
 頭をシャンプーで洗わないというのはかなり抵抗があると思います。特に汗っぽいこの時期にそんなの無理という方も少なくないようです。正直私もシャンプーを使わないということにはかなり抵抗がありました。
 ところで我が家はどうしているかというと、かなり前から子供達はシャンプーを使っていません。というか石けんも泥だらけになったような時以外はほとんど使いません。私は髪の毛にワックスを使うのでさすがに何も使わないのは無理かなと思っているのですが、とりあえず頭は固形石鹸で洗っています。最初は念入りに洗っていたのですが、子供達が何も使わなくても大丈夫なので今では1回ささっと石けんで洗うくらいです。つい最近まで顔も石けんで洗っていたのですが、水だけで洗うようにして様子を見ています。確かに石けんを使わない方が数日すると鼻の周りが油っぽくなくなるような気もして来ました。
 アンチエイジングなども流行っていますが、うちでは日焼けしないようにするくらいで特別なことはしていません。食事に気をつけるのが主でしょうか。こってりアンチエイジングをしたい方や多くのお薬を使わないと心配な方はうちの皮膚科は合わないかもしれません。皮膚炎の様子では強いお薬も使っていますので最終的にはよく相談をお願いいたします。

2013年7月18日 (木)

下駄骨折

 足を捻って足の甲の外側をに内出血を生じると、いわゆる下駄骨折という骨折を考えます。下駄を履いていて足を内側に捻った時に生じやすいということかなと思いますがこの季節には下駄を履く人も多い?かもしれず注意が必要です。

 ただ実際には下駄で怪我をした方は少なく、普通に足を捻ったり階段で踏み外したりして受傷されています。大きく分けると、若いスポーツ選手と高齢者に多いように思います。スポーツ選手の場合は疲労骨折のこともあり、正確には下駄骨折とは少し違うこともあります。
 高齢者でこの下駄骨折をした場合の治療はなかなか難しいものです。というのは、骨折しているのに固定が嫌、松葉杖も嫌という方が少なくないからです。確かにギプス固定は大げさですし、松葉杖は年齢とともに使用が難しくなります。しかし、この部分は歩行すると必ず体重がかかるので、そのままにしておくと骨癒合が得られないこともあります。もしギプスが絶対に嫌な場合は手術的にスクリューを入れて固定するという方法もあります。ただし、ズレが大きいなど手術適応もあり希望すれば手術になるという訳にもいきません。
 季節的にも固定はつらいので、できるだけ副木にしたり固定期間を短くしたりしていますが、つらいのを我慢していただく場合も多いですのでご了承いただけますと幸いです。最近は子供より大人の方がギプスを嫌といって困ることが多いのはそういう時代なのでしょうか。

2013年7月11日 (木)

16歳の判断力

 人間は自力では何もできない状態で生まれ、すくすくと育ち、成熟期を迎えてだんだん衰え、最期に亡くなって行きます。100%の人にとって逃れられない道筋です。

 最近は16歳の息子と比べてももはや自分の判断力が落ちているのではないかと落ち込んだりすることもあるのですが、大人の判断力っていったいどのくらい保たれるのでしょうね。
 選挙ができるのは20歳からです。いったん選挙権を持つと、どんなに高齢になっても失われません。未成年に選挙権を与えない理由は判断能力が未熟だからということなのかもしれませんが、それならば判断能力が低下した場合は選挙権を失うことにしなければ不公平のような気がします。
 最近、後見人制度を利用している方への選挙権も認められました。日常生活での判断力がないと判断された方でも後見人が代理で選挙することが認められています。それなら赤ちゃんの選挙権も、親が後見人として代理で選挙できるのではないか?
 今の制度ですと、どうしても政治は大人の論理に偏って行きます。これからさらに少子高齢化が進むと、大人に有利な社会にどんどんなっていくことでしょう。それで本当によいのでしょうか。
 判断力のある人間に選挙権を与えることにするのなら、選挙権の下限とともに上限も設けるべきでしょう。判断力の有無にかかわらず選挙権を与えることにするのなら赤ちゃんまでの後見人選挙を認めるべきではないのでしょうか。
 少し言い過ぎかもしれませんが、このままでいくと子孫にとんでもない日本を残すことになりそうな気がします。子供の感覚、昔話のような素直な倫理観がもう少し政治や経済に取り入れられるようになったらよいなと思います。
 

2013年7月10日 (水)

福島の子どもの心のケア

DAYS JAPANという雑誌があります。以前からでしたが、最近は特に正しい情報を手に入れることが難しくなっています。それは国や大企業の意向を反映する情報しか手に入りにくいからです。DAYS JAPANという雑誌は読者の購読料で作っている情報誌で福島原発の情報を見たまま、取材したままで伝えてくれる雑誌でした。(時々診療所にもおいています)
その雑誌が以前から福島の子どものケアをサポートしていたのですが、このたびチェルノブイリの子どもたちの精神的ケアに当たってきた心理学の専門家エレーナ・トルスタヤ准教授(国際サハロフ環境大学)を招へいして、講演会を催すことになったそうです。
放射能にかかわる不安への対処という問題は、広島・長崎以来、チェルノブイリ原発事故の被災地以外には、世界でもほとんど経験がなく、専門家も不足しています。
福島の被災者の子どもに対する今後の精神的ケアのあり方を共に学び、考えていこうとの企画だそうです。
 この講演会は、福島県や近隣の汚染地から避難されてきた方々や、関東のホットスポットにお住いの方々に参加していただきたいとのこと。
 悩んでいるといろいろなことがうまくいかなくなったりします。専門家の意見を聞いて正しい知識でいろいろな問題に対処するといいかもしれません。

日時: 2013年8月20日(火)   
開場18:30  開演19:00
場所: 文京シビック 小ホール (東京都文京区春日1-16-21)

東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分。都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分。JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分
入場料: 1,000円

予約申込み制。予約・お問い合わせ先:yokohama2013@daysjapan.net
(メールで申し込みの際は、件名に「エレーナ・トルスタヤ講演会」と入れてください。)
              TEL:03-5376-7898 FAX:03-3322-0353 (担当 河井)

この日は皮膚科午後ある日なので、残念ながらいけそうにないのですが、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

2013年7月 9日 (火)

手足口病

わかりやすい病名だといつも感心します。このとおり手、足、口に病変のでる病気です。
今はやっています。
口内炎がでるので、小さい子はトマトを食べるのを嫌がったりします(すっぱいものが口にしみる)。手、足にでるのは指紋に沿ってのびる楕円形の水疱と周囲の紅斑です。手、足はかゆがったり痛がったりさまざまです。
約1週間ぐらいで軽快し、対症療法のみです。ウィルスが原因です。
意外と母親、父親にも感染し、手、足が非常にかゆかったり痛かったり、口内炎がひどくて食べられなかったり、子どもより強い症状が出る人も結構います。
皮膚症状がよくなっても1ヶ月ほどウィルスを便から排出いたしますので、皮膚の症状があるときのみ登園、登校禁止にしても、あまり意味がありません。そのため、口内炎がひどく食べられないなど、本人の状態が悪いとき意外はとくに登園、登校禁止にはなりません。
口内炎が痛いため、食べたり飲んだりしにくくなりますので、この時期特に脱水症状にならないようこまめに水分補給いたしましょう。ゼリー状の栄養補給を取るのも手です。特に小さい子には注意して摂取させるようにしましょう。

2013年7月 7日 (日)

梅雨明け

 関東はもう梅雨が明けてしまいました。7月最初の日曜日からこれほど暑いのはあまり記憶にありません。今年の夏は厳しくなりそうですが、水も電気も大丈夫なのでしょうか。これだけの猛暑ですと熱中症が心配されます。室内にいても熱中症になることは少なくありません。一人暮らしの高齢者などでは、クーラーの使い方から不安な方もいて、周囲が気をつける必要があるかもしれません。
 猛暑日の昼過ぎに部活動をすることなどは危険になってくるかもしれません。昔のように夏が好きとばかりは言っていられないほど、危険な季節になりつつあるような気がします。

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