手足口病
わかりやすい病名だといつも感心します。このとおり手、足、口に病変のでる病気です。
今はやっています。
口内炎がでるので、小さい子はトマトを食べるのを嫌がったりします(すっぱいものが口にしみる)。手、足にでるのは指紋に沿ってのびる楕円形の水疱と周囲の紅斑です。手、足はかゆがったり痛がったりさまざまです。
約1週間ぐらいで軽快し、対症療法のみです。ウィルスが原因です。
意外と母親、父親にも感染し、手、足が非常にかゆかったり痛かったり、口内炎がひどくて食べられなかったり、子どもより強い症状が出る人も結構います。
皮膚症状がよくなっても1ヶ月ほどウィルスを便から排出いたしますので、皮膚の症状があるときのみ登園、登校禁止にしても、あまり意味がありません。そのため、口内炎がひどく食べられないなど、本人の状態が悪いとき意外はとくに登園、登校禁止にはなりません。
口内炎が痛いため、食べたり飲んだりしにくくなりますので、この時期特に脱水症状にならないようこまめに水分補給いたしましょう。ゼリー状の栄養補給を取るのも手です。特に小さい子には注意して摂取させるようにしましょう。
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