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2013年8月26日 (月)

トリアージと認知症

 今日は思わずテレビタックルを見てしまいましたが、スタジオで討論している方達があまりに現場をわかっていない発言していることにちょっと驚きです。

 先週はトリアージの訓練と認知症の講演会に行って来ました。トリアージというのは大災害の時に救急の現場で治療の優先順位をつける訓練です。定期的に訓練を受けていますが、実際にトリアージを行ったことはなく現実に東京で大災害が起きたときに冷静着実に実行できるのか常に不安があります。
 ちなみに大災害が起きたら診療所を開くのではなく鶴川地区の基幹病院に出向して診察することになっています。なるべく多くの薬や機材を持って自転車で駆けつけようと思っていますので、診療所へは来院せず総合病院へ受診するようにしてください。トリアージはかなり非情な判断を下すこともありますが、冷静に指示に従っていただけますと幸いです。
 一方で認知症の講習会に行って来ました。トリアージとは真逆のような世界です。認知症でも早期診断が望まれるようになっていますが、早期に診断しても根治的な治療方法はまだありません。薬を使って治療しても、ひとつの薬で改善できるのは1年くらいです。考え方によっては介護の期間を延ばすだけになってしまう恐れもあります。認知症の世界では医療が役に立つのは1割くらいで介護が9割を担っているような気もします。高額な検査をしたり延々と薬を使い続けるより、介護費用へ資金を回した方が効果的なのかもしれません。
 救急から介護まで、勉強するべきことは無限にあります。人間一生修行ですね。

2013年8月20日 (火)

野球肘検診

 甲子園もそうですが、日本の少年野球では投球制限など子供の体を守る体制作りが遅れています。メジャーリーグを見ているとわかりますが、先発投手はある程度の投球をするとまだ好調でも交代させられたりします。これは選手の肩や肘を守るために必要と考えられているためです。肩関節や肘関節はいったん故障すると完全に回復することは難しくなります。

 少年野球チームの肘を超音波検査で検診すると、症状がない子供でもある期間チームで活動していると数割の子供で異常所見が出現していることが研究で明らかになってきています。つまり症状が出てから治療を開始しても後遺障害の出現を防止できないということです。
 日本でも各地で少年野球チームに対して全選手を検診する制度が始められています。町田市も野球が盛んな地区であり、テニスやバレーなどをしている子供も少なくないので検診できるようになるとよいなと思っています。ただ、町田市には大学病院など研究的要素もある事業を率先して行える大きな基幹病院がないので実現させるのはなかなか難しいかもしれません。また、超音波検査を自分で行っている整形外科医も残念ながら町田にはまだ少ないので話を広げにくい面もあります。こういうところで医師会も役に立てるのかもしれません。話しを広げていって実現できればよいなと思っています。
 現状では肩や肘に違和感を持っているジュニア選手には無理をさせず、早急に一度受診させていただけますと幸いです。毎日かなり負荷をかけている小中学生は症状がなくても一度チェックした方がよいかもしれません。

2013年8月 7日 (水)

木を踏んだら

 この季節はサンダルで歩くこと多く、キャンプなどで山や森に行くこともあり木を踏んで怪我をして受診される方もいます。当日のみでなく、痛みが引かなかったり腫れてきたりして後日来院される方も少なくありません。

 一応木は抜いたので残っているかわからないという方が多いのですが、来院される方ではほぼ全員で木片が残っています。超音波検査で見ると木片が反射を起こしているのでわかりやすいのですが、微細なものは確実にはわからないこともあります。
 木片であれば膿んできて押し出されるように排膿とともに出てくることもありますが、基本的には麻酔をして切開し木片を除去してよく洗浄しています。けっこう大きい木片が出てくることもあり、患者さんにお見せすると驚かれることも少なくありません。破傷風の予防接種も推奨されています。
 木を踏んでしまって皮膚より深く入ってしまった可能性があれば、あまり我慢せず早めに一度医療機関を受診することをお勧めします。
 
 

2013年8月 6日 (火)

手足口病の後の爪変形

7月上旬に手足口病が猛威を振るいました。
概して症状が重く、高熱の後、口周りの発疹、手の平に限らず前腕までの発疹、膝の発疹、足の裏の発疹がでました。
親御さんにもうつってしまうことが多く、しかも症状は重かったようです。歩くと痛かったり寝られないほどかゆかったり・・・。
まだちらほら手足口病の発症を主訴に来院されます。
しかし、それで終わりではありませんでした。
去年もそうでしたが、手足口病の3.4週間後に爪の変形を主訴に皮膚科に来院する方がいらっしゃいます。
何本かの指の爪がはがれたり変形したりするのです。
だいたい聞くと約1ヶ月前に手足口病になっているのです。
爪の変形はいずれ正常になりますので様子見です。
もし手足口病後に爪の変形がでたら、手足口病のためですので、様子を見てください。

2013年8月 5日 (月)

簡単便利と安全は両立しにくい

○○するだけですむという商品が世の中にはあふれています。例えば消臭剤。消臭するだけで丸洗いの訳はないと思うのですが、菌を殺せば洗った感じになるのでしょうか。無害もしくは有益な菌まで殺すことはないのでしょうか。その薬品は本当に何十年も先に人間に悪さをしないのでしょうか。
トイレや浴室掃除もそうです。シュッとつけただけで汚れが浮き、こすらずにきれいになる。確かに楽です。しかし、その泡がついたら手はものすごく荒れるでしょう。その泡は下水場に流れ、処理するのにどれだけの工程が必要なのでしょうか。結構こするのだけでも浴室、トイレはきれいになるのですが・・・。面倒ですけど。
顔のメイク落とし、拭き取るだけでOKという商品もありますが、顔が荒れそうです。
チンすれば食べられるもの、私も忙しくでついつい使ってしまうのですが、何が入っているか、疑問です。自分で一つ一つ確認して買った食材ではないのですから。TPPに入ったら国の安全基準はないに等しくなる可能性が大なので、ますます信用できなくなるかもしれません。
草むしり、大変です。しかし除草剤は低濃度ですが、いわゆるベトナム戦争で使われた枯れ葉剤と同じようなものが日本に普通に売られているようです。
庭に虫がつくと嫌なのですが、売られている殺虫剤の一部で蜂群崩壊症候群をおこすことがわかってきたようです。(ミツバチが原因不明に大量に失踪する現象だそうで果樹園の受粉の危機を引き起こす現象)
いろいろ考えていくと、便利なものと安全なものは対局にある感じがしてきました。今の世の中は赤信号みんなで渡れば怖くない状態のような気もしてくるのです。

本当に安全に気をつけて暮らす方法は田舎に住んで無農薬で自給自足なのでしょう。しかし、なかなかできません。

せめて、石けん、シャンプーを使わず、なるべく料理は手作りで、浴槽はこすって洗い、消臭剤は使わず、殺虫剤は使わず・・・でしょうか。これだけでも結構難しいですね。
でも、世の中の常識が非常識に全く変わってしまうこともよくあることです。
何でもよく考えて行動しないといけないような気がします。

2013年8月 4日 (日)

近頃のお父さん達

 今週末は保育園の集まりに参加してきました。今年は園児のお父さん達と話していて、ランニングをしている方が非常に多いことに驚きました。夜遅くまでお酒を飲んだのに翌日朝早くにみんなで走りに行ってしまいました。

 昔と比べて世の中全体がかなり健康志向になってきているのかもしれません。あまり深酒もしませんし、運動にも積極的な人が増えて来ているように思いました。
 適度な運動というのは筋骨格系のみではなく、心臓にも、精神的にも大変よいということがわかっています。わかっていてもなかなか実行できないものですが、ジョギングであれば近所でもどこでもできるのでよいのかもしれません。
 社会人になってからまともに運動をしてきませんでしたが、周りに運動する人がこれだけ増えてくると本当に運動を再開しないといけないなと思いました。とりあえず今日帰ってから電気自転車で鶴川を1週してみましたが…。いきなり走ると膝などを痛めることがあるので、ウォーキングくらいから再開してみたいと思います。

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