木を踏んだら
この季節はサンダルで歩くこと多く、キャンプなどで山や森に行くこともあり木を踏んで怪我をして受診される方もいます。当日のみでなく、痛みが引かなかったり腫れてきたりして後日来院される方も少なくありません。
一応木は抜いたので残っているかわからないという方が多いのですが、来院される方ではほぼ全員で木片が残っています。超音波検査で見ると木片が反射を起こしているのでわかりやすいのですが、微細なものは確実にはわからないこともあります。
木片であれば膿んできて押し出されるように排膿とともに出てくることもありますが、基本的には麻酔をして切開し木片を除去してよく洗浄しています。けっこう大きい木片が出てくることもあり、患者さんにお見せすると驚かれることも少なくありません。破傷風の予防接種も推奨されています。
木を踏んでしまって皮膚より深く入ってしまった可能性があれば、あまり我慢せず早めに一度医療機関を受診することをお勧めします。
« 手足口病の後の爪変形 | トップページ | 野球肘検診 »
コメント