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2013年8月20日 (火)

野球肘検診

 甲子園もそうですが、日本の少年野球では投球制限など子供の体を守る体制作りが遅れています。メジャーリーグを見ているとわかりますが、先発投手はある程度の投球をするとまだ好調でも交代させられたりします。これは選手の肩や肘を守るために必要と考えられているためです。肩関節や肘関節はいったん故障すると完全に回復することは難しくなります。

 少年野球チームの肘を超音波検査で検診すると、症状がない子供でもある期間チームで活動していると数割の子供で異常所見が出現していることが研究で明らかになってきています。つまり症状が出てから治療を開始しても後遺障害の出現を防止できないということです。
 日本でも各地で少年野球チームに対して全選手を検診する制度が始められています。町田市も野球が盛んな地区であり、テニスやバレーなどをしている子供も少なくないので検診できるようになるとよいなと思っています。ただ、町田市には大学病院など研究的要素もある事業を率先して行える大きな基幹病院がないので実現させるのはなかなか難しいかもしれません。また、超音波検査を自分で行っている整形外科医も残念ながら町田にはまだ少ないので話を広げにくい面もあります。こういうところで医師会も役に立てるのかもしれません。話しを広げていって実現できればよいなと思っています。
 現状では肩や肘に違和感を持っているジュニア選手には無理をさせず、早急に一度受診させていただけますと幸いです。毎日かなり負荷をかけている小中学生は症状がなくても一度チェックした方がよいかもしれません。

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