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2013年9月26日 (木)

金属パッチテスト

当院ではじめました。
意外と金属アレルギーが関連している皮膚疾患が多く、いつもは市民病院などに紹介していたのですが、とうとう当院でも導入しました。
金属アレルギーと一言でいいますが、ひとつはピアスのかぶれなどを契機にベルトのバックルなどにかぶれたりするような金属の接触皮膚炎があげられます。
また、歯科金属に反応するような場合には口内炎の原因になったりします。また、手や足に水疱ができてかゆくなる異汗性湿疹の原因などにもなったりします。
汗をかいた後にすごくかゆくなる、湿疹がでるという症状も金属アレルギーが原因のこともあります。
金属パッチテストは金属17種類を背部に貼り、2日間(48時間)貼りっぱなしです。貼付する日から2日間は入浴不可です。2日後に判定します。また、貼ってから3日後、7日後も判定いたします。つまり、計4日間必要です。
2日後以降は油性ペンで印をつけ、毎日印が消えないようにしてもらいながら、入浴は可能になります。
陽性反応が強い場合、炎症後色素沈着がつくことがあります。
調べて陽性の場合はその金属に触れないように日常生活してもらいます。
また、湿疹が非常に強い場合には、その微量金属が含まれている食物を多くとっていないか調べ、ひかえていただくこともあります。
意外と面倒なテストですが、有用な検査です。問診をして、必要か判断したら、月、火、水の予約をとり、検査いたします。

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