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2013年9月 6日 (金)

バネ指?

 指を動かすとコキコキひっかかるようになったり、一度深く屈曲すると伸ばせなくなり反対の手でパキッと伸ばすと動くようになるといった症状の場合、屈筋腱が腱鞘でひっかかる「バネ指」であることが多いです。

 早期にはひっかからずに痛いだけだったりします。通常はあまり腫れたりしません。朝起きたときにこわばる感じがして、リウマチを心配される方もいます。
 軽症の場合は細かい手作業を控えたり外用剤を使ったりして経過を診ていただくことが多いのですが、手を使わない訳にもいかずなかなか改善しない場合も少なくありません。症状が強かったり痛みがあったりする場合は腱鞘内注射が有効です。腱鞘内注射にはステロイド剤を使用するためよく効くのですが、何回もすることは推奨されていません。再燃しても数回してダメなら腱鞘切開術という小手術を行います。
 典型的な症状の場合、今まではバネ指として一括りに診断されることが少なくありませんでしたが、エコーで腱や腱鞘を診てみると幾つかの異なるタイプのあることがわかります。腱鞘が肥厚しているタイプ、腱自体が膨隆しているタイプなどです。腱鞘内に水が溜まっていたり血流が増加していたり滑膜が増殖していたりするタイプもあります。腱鞘内に水が溜まっていたり血流が見られたりする場合はリウマチや滑膜疾患など別の病気も検討する必要が出て来ます。
 近い将来にはバネ指という疾患ももっと細分されて診断されるようになってくるのではないかという気がしています。

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