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2013年9月24日 (火)

ステリー

 切り傷の治療も、昔に比べるとかなり変わってきました。昔は今より太い糸で大きく縫っていたもので傷跡が今よりひどく残ってしまっていました。徐々に細い糸で細かく、緊張を弱く縫合するようになり横糸の後はほとんど見えなくなりました。

 最近は糸で縫合するのではなく固定用のテープで切り傷を止めることも増えて来ました。糸で縫合する場合とテープで固定する場合のメリットとデメリットは、テープですと基本的に麻酔は必要ありません。ただし、傷を洗浄する必要がある場合は麻酔して洗浄する場合もあります。テープでは当然抜糸の必要もありません。傷の問題なければ自分でテープを取って終了ということも可能です。
 一方、テープですと傷の周囲に擦過傷などがあると固着できず固定がうまくいきません。テープは1〜2日かけてしっかりと固着します。なので当日から少なくとも翌日、できれば2日後くらいまでは濡らさないよう注意する必要があります。また、テープがはずれないよう仕事や活動は制限が必要です。
 糸で縫合する場合は基本的に麻酔が必要です。縫合してしまえば、よほどのことがない限り傷は開きませんので、翌日出血が止まっていればきれいな水道水であれば傷ごと洗っても問題ありません。感染の心配が少ない場合、次は抜糸まで来院しないで自宅での処置のみでもよいことが少なくありません。仕事が調理師など水仕事の方で休めないという場合などは縫合することが多いです。縫合してしまえば翌日仕事で水を使ってもテープのように傷が開いたりはしません。
 テープ固定と縫合と、基本的には傷の具合で選択していますができる限り希望も取り入れて決めています。

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